2013年03月28日
会計事務所「経験者」の再就職
会計事務所経験者の方は
会計事務所はどういう職場か具体的にイメージがありことでしょう。
零細事務所
中小事務所
中堅会計事務所・税理士法人
業種特化型事務所
大規模税理士法人
4大税理士法人(BIG4)
一般的には以下のとおりですが
税理士事務所・会計事務所の分類はこちら
「危険な税理士事務所の見分け方・こんな会計事務所は選んではいけない」
3年以上の経験があれば、BIG4や一部大手法人以外はかなり選べる立場ですよね。
それゆえ、経験者の方は自分が次の職場になにを求めるかを明確に意識すべきでしょう。
より給与水準が高い方がいいのか
より専門的な知識を求めるのか
先生の高齢を心配し、事務所の永続性を求めるのか
特定の業種に特化したいのか
営業やマネジメントを学びたいのか
家庭との両立を求めるのか
国際的な大きな仕事がしたいのか
その場合に他の条件はどこまで譲れるのか
もし安定して働きたいなら注意点は
(1)その会計事務所の離職率を確認すること
離職率の高さは職場の欠陥の証明です。
1〜3年の離職状況を確認しましょう。
「会計事務所・税理士事務所の離職率」についてはこちら
(2)所長に直接お会いして疑問点を確認すること
会計事務所はBIG4系以外、大手でも所長・代表社員しだいです。
合わない上司の下ではつらいでしょう。
以上2点は確認することをおすすめします。
また、会計事務所「経験者」が再就職を希望するような
中堅以上の多くの事務所ではホームページを持っています。
じっくりとホームページをご覧になり
きちんと比較検討しましょう。
ただし、ホームページは事務所からの広告に過ぎません。
必ず実態とあっているというわけではありません。
採用ページは特に良いことを書く傾向が強くなります。
=============
うちのホームページは、
悪いこと?も大分書いているので
応募の際に驚かれる方が多いようです。
入社後、スタッフに確認しても
イメージどおりだといわれることが多いですよ(笑)
=============
大手クラスだと、広告慣れしているため
一部に悪質な誇大広告も見られます。
特定の事務所を批判するのはこのサイトの趣旨に反するので
2ちゃんねる等、匿名有名サイトで悪質な会計事務所・税理士法人は確認しましょう。
大きな事務所は多少の批判は有名税でやむを得ません。誹謗中傷もありえます。
(うちも実は書き込まれたことがあります)
ただ、火のないところに煙は立たないという言葉もあります。
感情や意見表明を省いて、どこがどう批判されているのか
事実が何なのかじっくり読んで考えてみましょう。
ちなみに、税理士事務所別の登録税理士数は、日税連のHPで確認できます。
「税理士 検索」でページを出して
https://www.zeirishikensaku.jp/sch/zs_sch0.asp
「条件を指定して検索したい場合」の「税理士」を選択
https://www.zeirishikensaku.jp/sch/zs_sch3.asp
「事務所名」に就職希望会計事務所を入れればすべて出てきます。
(ここでは登録していないいわゆる「税理士有資格者」は検索できません)
税理士の登録年月日も出ていますので、キャリアの想像はしやすいでしょう。
業務水準を維持しようとすると、税理士一人で職員10人超は見れないので
標準的会計事務所なら、税理士有資格者が社員数の10分の1以上が望ましいでしょう。
営業力が強く、業務水準が低い事務所は
所長・代表社員と営業を行う(業務を見る余裕がない)店長クラス以外、税理士がほとんどいないことがあります。
最近では、従業員100人を超える準大手でもこのタイプが目立ってきました。
税理士になる気がないなら、悪い選択ではありません。給与は業界平均よりは高く、頑張った分は評価されます。
ただ、税理士試験は、暗記とスピードが重要な試験です。若さが一番の武器です。今より若い瞬間はありません。
税理士受験生にはおすすめできません。有資格者になってから求人に応募するのは問題ありません。
税理士が少ない場合、当たり前ですが業務水準は規模の割に低くなります。
きちんと転職先を選んでも、経験者の転職は、意外につらいものがあります。
謙虚な気持ちで次の職場でがんばってください。
=================
私は一度だけ税理士事務所の転職しています。詳しくはこちら
=================
※なお、ご質問はこちらから
また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら
会計事務所はどういう職場か具体的にイメージがありことでしょう。
零細事務所
中小事務所
中堅会計事務所・税理士法人
業種特化型事務所
大規模税理士法人
4大税理士法人(BIG4)
一般的には以下のとおりですが
税理士事務所・会計事務所の分類はこちら
「危険な税理士事務所の見分け方・こんな会計事務所は選んではいけない」
3年以上の経験があれば、BIG4や一部大手法人以外はかなり選べる立場ですよね。
それゆえ、経験者の方は自分が次の職場になにを求めるかを明確に意識すべきでしょう。
より給与水準が高い方がいいのか
より専門的な知識を求めるのか
先生の高齢を心配し、事務所の永続性を求めるのか
特定の業種に特化したいのか
営業やマネジメントを学びたいのか
家庭との両立を求めるのか
国際的な大きな仕事がしたいのか
その場合に他の条件はどこまで譲れるのか
もし安定して働きたいなら注意点は
(1)その会計事務所の離職率を確認すること
離職率の高さは職場の欠陥の証明です。
1〜3年の離職状況を確認しましょう。
「会計事務所・税理士事務所の離職率」についてはこちら
(2)所長に直接お会いして疑問点を確認すること
会計事務所はBIG4系以外、大手でも所長・代表社員しだいです。
合わない上司の下ではつらいでしょう。
以上2点は確認することをおすすめします。
また、会計事務所「経験者」が再就職を希望するような
中堅以上の多くの事務所ではホームページを持っています。
じっくりとホームページをご覧になり
きちんと比較検討しましょう。
ただし、ホームページは事務所からの広告に過ぎません。
必ず実態とあっているというわけではありません。
採用ページは特に良いことを書く傾向が強くなります。
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うちのホームページは、
悪いこと?も大分書いているので
応募の際に驚かれる方が多いようです。
入社後、スタッフに確認しても
イメージどおりだといわれることが多いですよ(笑)
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大手クラスだと、広告慣れしているため
一部に悪質な誇大広告も見られます。
特定の事務所を批判するのはこのサイトの趣旨に反するので
2ちゃんねる等、匿名有名サイトで悪質な会計事務所・税理士法人は確認しましょう。
大きな事務所は多少の批判は有名税でやむを得ません。誹謗中傷もありえます。
(うちも実は書き込まれたことがあります)
ただ、火のないところに煙は立たないという言葉もあります。
感情や意見表明を省いて、どこがどう批判されているのか
事実が何なのかじっくり読んで考えてみましょう。
ちなみに、税理士事務所別の登録税理士数は、日税連のHPで確認できます。
「税理士 検索」でページを出して
https://www.zeirishikensaku.jp/sch/zs_sch0.asp
「条件を指定して検索したい場合」の「税理士」を選択
https://www.zeirishikensaku.jp/sch/zs_sch3.asp
「事務所名」に就職希望会計事務所を入れればすべて出てきます。
(ここでは登録していないいわゆる「税理士有資格者」は検索できません)
税理士の登録年月日も出ていますので、キャリアの想像はしやすいでしょう。
業務水準を維持しようとすると、税理士一人で職員10人超は見れないので
標準的会計事務所なら、税理士有資格者が社員数の10分の1以上が望ましいでしょう。
営業力が強く、業務水準が低い事務所は
所長・代表社員と営業を行う(業務を見る余裕がない)店長クラス以外、税理士がほとんどいないことがあります。
最近では、従業員100人を超える準大手でもこのタイプが目立ってきました。
税理士になる気がないなら、悪い選択ではありません。給与は業界平均よりは高く、頑張った分は評価されます。
ただ、税理士試験は、暗記とスピードが重要な試験です。若さが一番の武器です。今より若い瞬間はありません。
税理士受験生にはおすすめできません。有資格者になってから求人に応募するのは問題ありません。
税理士が少ない場合、当たり前ですが業務水準は規模の割に低くなります。
きちんと転職先を選んでも、経験者の転職は、意外につらいものがあります。
謙虚な気持ちで次の職場でがんばってください。
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私は一度だけ税理士事務所の転職しています。詳しくはこちら
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※なお、ご質問はこちらから
また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
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