2016年11月29日
どのくらい勉強が進んでから入所すべきですか?
税理士事務所求人採用情報
税理士法人TOTAL代表税理士の高橋寿克です。
Q1.どのくらい勉強が進んでから会計事務所に入所すべきですか?
A1.
(1)早めの合格を考えると
会計事務所に入る前に2科目か3科目程度 合格レベルにしておいた方が良いでしょう。
大学院に進学しない場合は、法人税を本気で受験しておくことを薦めます。
法人税法は合格のための最難関ですし、
合格してなくとも就職活動で有利になります。
(資産税中心の事務所なら所得税で問題ありません)
まとまった勉強時間は就職後は確保しにくくなります。
ただし、受験専念期間は最大で3年くらいでしょう。
それ以上長いと、就職も困難になりますし
(社会性やポテンシャルの不足と認定されやすいし、コミュニケーション能力も落ちやすい)
キャリア形成上マイナスです。
普通は、受験専念は長くても3年までをお勧めします。
(2)全科目合格してから働く方法
BIG4等の極端にきつい事務所以外はお勧めしません。
適性のない30代の「有資格者」をだいぶ見てきました。
採用されることも少ないでしょうし、
人生のやり直しはできなくなっています。
試験の合格はゴールではありません。
2年間の実務経験がないと税理士になれません。
4年以上税理士受験に専念するのはやめましょう。
また、若さは、実務で必要な技術を身につける上で有利です。
2、3科目になったら一度、就職を考えてみましょう。
(3)税理士になるつもりはない男性
働くことが目的の場合、早目に就職しましょう。
給与水準が必ずしも高くない税理士事務所に
税理士にならずに勤務する意味は男性には、あまりないかもしれません。
なお、男性外回りの場合、会計事務所は一生勉強です。
無資格者でも知識のアップデートは必要です。
(4)女性の場合
会計事務所は営業ノルマも、急な対応も少なく時間も比較的融通が利きます。
家庭と仕事の両立がしやすい職場です。
夫が転勤族でも、全国どこでもある仕事です。
他の業界出身の方でも、結婚・出産後の再就職に向いています。
女性は、簿記2級程度の知識とコミュニケーションスキルで採用されます。
入社後、勉強を家庭・育児の状況にあわせて行うこともできます。
=============
税理士法人TOTALの場合、男性は科目合格レベル以上で採用することが多いです。
資金等の都合でそこまで専念する余裕がない場合、受験スタッフという制度で、短時間勤務制度もあります。
社会人経験がしっかりしていれば簿記3級すら勉強していなくても採用しています。
正社員に加えてサポートスタッフ・受験スタッフやキャリアスタッフ制度で幅広い選択肢をご用意しています。
入社後のコース変更は、適性と希望を考慮の上で行っています。
=============
※なお、ご質問はここをクリック
また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら
税理士法人TOTAL代表税理士の高橋寿克です。
Q1.どのくらい勉強が進んでから会計事務所に入所すべきですか?
A1.
(1)早めの合格を考えると
会計事務所に入る前に2科目か3科目程度 合格レベルにしておいた方が良いでしょう。
大学院に進学しない場合は、法人税を本気で受験しておくことを薦めます。
法人税法は合格のための最難関ですし、
合格してなくとも就職活動で有利になります。
(資産税中心の事務所なら所得税で問題ありません)
まとまった勉強時間は就職後は確保しにくくなります。
ただし、受験専念期間は最大で3年くらいでしょう。
それ以上長いと、就職も困難になりますし
(社会性やポテンシャルの不足と認定されやすいし、コミュニケーション能力も落ちやすい)
キャリア形成上マイナスです。
普通は、受験専念は長くても3年までをお勧めします。
(2)全科目合格してから働く方法
BIG4等の極端にきつい事務所以外はお勧めしません。
適性のない30代の「有資格者」をだいぶ見てきました。
採用されることも少ないでしょうし、
人生のやり直しはできなくなっています。
試験の合格はゴールではありません。
2年間の実務経験がないと税理士になれません。
4年以上税理士受験に専念するのはやめましょう。
また、若さは、実務で必要な技術を身につける上で有利です。
2、3科目になったら一度、就職を考えてみましょう。
(3)税理士になるつもりはない男性
働くことが目的の場合、早目に就職しましょう。
給与水準が必ずしも高くない税理士事務所に
税理士にならずに勤務する意味は男性には、あまりないかもしれません。
なお、男性外回りの場合、会計事務所は一生勉強です。
無資格者でも知識のアップデートは必要です。
(4)女性の場合
会計事務所は営業ノルマも、急な対応も少なく時間も比較的融通が利きます。
家庭と仕事の両立がしやすい職場です。
夫が転勤族でも、全国どこでもある仕事です。
他の業界出身の方でも、結婚・出産後の再就職に向いています。
女性は、簿記2級程度の知識とコミュニケーションスキルで採用されます。
入社後、勉強を家庭・育児の状況にあわせて行うこともできます。
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税理士法人TOTALの場合、男性は科目合格レベル以上で採用することが多いです。
資金等の都合でそこまで専念する余裕がない場合、受験スタッフという制度で、短時間勤務制度もあります。
社会人経験がしっかりしていれば簿記3級すら勉強していなくても採用しています。
正社員に加えてサポートスタッフ・受験スタッフやキャリアスタッフ制度で幅広い選択肢をご用意しています。
入社後のコース変更は、適性と希望を考慮の上で行っています。
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ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
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