2014年04月
2014年04月25日
経理と会計事務所勤務
税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。
※ご質問はここをクリック
一念発起様よりのお問い合わせです。
■年齢 31歳
■性別 男
■資格 日商2級
■職歴 上場企業経理(8カ月) 転職歴(4社め)
■学歴 早稲田大学中退
■会計事務所経験 無
■居住地 首都圏
初めまして。先生の助言を頂きたく投稿させて頂きました。
大学中退後中途半端な人生を送ってまいりましたが(監査法人1年→営業職2年(2社)→経理8カ月)今後の人生を考え真剣に税理士になりたいと思いました。
そこで先生の助言を頂きたいのですが、
Q
(1)今すぐにでも会計事務所に転職するか
(2)最低3年は経理経験を積みその間に3科目以上合格を目指すか
で迷っております。
私自身はこれまでの職歴から考えると今すぐの転職は不利になることは間違いないが、35歳になるまで会計事務所未経験よりは年齢面で早いに越したことはないのかなと一長一短で結論が出せない状況です。
お忙しい中大変恐縮ですが、助言を頂ければ誠に幸いです。 何卒宜しくお願い致します。
A.
私たちの母校、早稲田大学は「中退」の方が出世すると言われることが多い不思議な学校ですよね。
最近の話題でも、タモリさん、宇津井健さん、石田純一さん
他にも上田晋也さん、小室哲哉さん、ラサール石井さん、大橋巨泉さん等。
中退はほとんどいないだけにかなりの高率ですね。
ところで、先日、当社で内定を出した方がいましたが、結局、現職の引き留めにあい内定を辞退して経理職にとどまることになられました。
税理士法人TOTALをお辞めになって経理に移られる方もいます。
逆に、パートナーの渡邉税理士をはじめ、当社にも経理出身者がかなりたくさんいます。
経理と会計事務所勤務は、やる仕事は似ていますが、適性にはだいぶ差があるような気がします。
経理は、言われたことをじっくりとミスなく確実にこなし、社内のコミュニケーションが重要、
会計事務所勤務(男性外回り)は、自分で考えて速く処理することが求められ、社外のコミュニケーションが重要になります。
(内勤の女性なら、経理と会計事務所で求められる資質はかなり近いと思います)
会計事務所勤務の男性は、事務処理能力だけでなく、専門知識を勉強するのはもちろん、法人のルートセールスに近い対人スキルが必要とされます。
安定を求め、堅実なタイプは「経理」が、
ストレスに強ければ、仕事に面白さを求めるなら「会計事務所」の方が合っていると思います。
当社の男性の業界外への退職理由を調べると、
仕事がつらい、業務レベルについて行けないが多く、
仕事がつまらないと言って辞める人はほとんどいません。
一念発起様がどうすべきかは、上場企業経理の地位をどれくらい重視するかだと思います。
試験がうまくいかないときに経理にとどまりたいかまたは、将来経理に戻りたいのか。
現職の待遇が良くて(又は今後の待遇アップが見込めて)、仕事も楽しい・肌に合うなら今の仕事を続けた方が幸せかもしれません。
短期間に転職回数をこれ以上増やすと、上場企業に戻る機会は減るでしょう。
上場企業の経理は、会社によって差はあるでしょうがそれなりにお忙しいでしょうし、付き合いもあります。3年で3科目合格するという、試験に対するモチベーションも上がりません。
よく言われるように、仕事は35歳までに何をやったかが重要です。
もちろん、大器晩成で年齢が高くても素直に伸び続けられる人もいますが、一般的には30代後半スタートでは技術を身に着ける時間や、吸収するスピードが足りないことが多くなります。
迷いがあり、無理に一念発起したい、しなくちゃと自分を奮い立たせている状態なら(2)の現職での受験が良いと思います。
そうではなく、一念発起して仕事ができる「税理士になりたい」という思いが真剣・本物なら、(1)の今すぐ転職をお勧めします。もっと若ければ、経理として働きながら試験合格を目指す手もありますが、残念ながら時間がありません。
試験との両立は時間的にも経済的にも大変ですがやるしかありません。退路を断つ覚悟が必要です。
なお、当初3年くらいは、勉強と仕事の両立ができそうな会計事務所の方が良いでしょう。
(最近は、両立支援をうたうところも多くなり、誇大広告も増えて見極めが難しくなりました)
なお、会計事務所は、他業種での転職回数の多寡より、会計事務所経験の長さを評価します。
私は、30歳くらいまでは過去をよく振り返りました。
何であのとき…、
もしも、…だったら
大学が…、資格試験が…、就職が…。
30半ば以降は、過去を振り返ることはほとんどなくなりました。
私は税理士という仕事を選んだこと、今の人生を後悔してはいません。
楽しんでいますし、これからも頑張ってより実り多きものにしたいと思っています。
今より若いときはありません。
自分の未来は、自分で一つ一つ選び取って作っていくものだと思います。
一念発起様には、「内なる自分」に問いかけてもらいたいと思います。
答えになっていなくてすみません。
人生は一度きりです。そして、人生はこれからです。頑張ってください。
※なお、
この件に関するコメントは下記のコメント欄をご利用ください。
新規のご質問はここをクリック してください。
また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。
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■年齢 31歳
■性別 男
■資格 日商2級
■職歴 上場企業経理(8カ月) 転職歴(4社め)
■学歴 早稲田大学中退
■会計事務所経験 無
■居住地 首都圏
初めまして。先生の助言を頂きたく投稿させて頂きました。
大学中退後中途半端な人生を送ってまいりましたが(監査法人1年→営業職2年(2社)→経理8カ月)今後の人生を考え真剣に税理士になりたいと思いました。
そこで先生の助言を頂きたいのですが、
Q
(1)今すぐにでも会計事務所に転職するか
(2)最低3年は経理経験を積みその間に3科目以上合格を目指すか
で迷っております。
私自身はこれまでの職歴から考えると今すぐの転職は不利になることは間違いないが、35歳になるまで会計事務所未経験よりは年齢面で早いに越したことはないのかなと一長一短で結論が出せない状況です。
お忙しい中大変恐縮ですが、助言を頂ければ誠に幸いです。 何卒宜しくお願い致します。
A.
私たちの母校、早稲田大学は「中退」の方が出世すると言われることが多い不思議な学校ですよね。
最近の話題でも、タモリさん、宇津井健さん、石田純一さん
他にも上田晋也さん、小室哲哉さん、ラサール石井さん、大橋巨泉さん等。
中退はほとんどいないだけにかなりの高率ですね。
ところで、先日、当社で内定を出した方がいましたが、結局、現職の引き留めにあい内定を辞退して経理職にとどまることになられました。
税理士法人TOTALをお辞めになって経理に移られる方もいます。
逆に、パートナーの渡邉税理士をはじめ、当社にも経理出身者がかなりたくさんいます。
経理と会計事務所勤務は、やる仕事は似ていますが、適性にはだいぶ差があるような気がします。
経理は、言われたことをじっくりとミスなく確実にこなし、社内のコミュニケーションが重要、
会計事務所勤務(男性外回り)は、自分で考えて速く処理することが求められ、社外のコミュニケーションが重要になります。
(内勤の女性なら、経理と会計事務所で求められる資質はかなり近いと思います)
会計事務所勤務の男性は、事務処理能力だけでなく、専門知識を勉強するのはもちろん、法人のルートセールスに近い対人スキルが必要とされます。
安定を求め、堅実なタイプは「経理」が、
ストレスに強ければ、仕事に面白さを求めるなら「会計事務所」の方が合っていると思います。
当社の男性の業界外への退職理由を調べると、
仕事がつらい、業務レベルについて行けないが多く、
仕事がつまらないと言って辞める人はほとんどいません。
一念発起様がどうすべきかは、上場企業経理の地位をどれくらい重視するかだと思います。
試験がうまくいかないときに経理にとどまりたいかまたは、将来経理に戻りたいのか。
現職の待遇が良くて(又は今後の待遇アップが見込めて)、仕事も楽しい・肌に合うなら今の仕事を続けた方が幸せかもしれません。
短期間に転職回数をこれ以上増やすと、上場企業に戻る機会は減るでしょう。
上場企業の経理は、会社によって差はあるでしょうがそれなりにお忙しいでしょうし、付き合いもあります。3年で3科目合格するという、試験に対するモチベーションも上がりません。
よく言われるように、仕事は35歳までに何をやったかが重要です。
もちろん、大器晩成で年齢が高くても素直に伸び続けられる人もいますが、一般的には30代後半スタートでは技術を身に着ける時間や、吸収するスピードが足りないことが多くなります。
迷いがあり、無理に一念発起したい、しなくちゃと自分を奮い立たせている状態なら(2)の現職での受験が良いと思います。
そうではなく、一念発起して仕事ができる「税理士になりたい」という思いが真剣・本物なら、(1)の今すぐ転職をお勧めします。もっと若ければ、経理として働きながら試験合格を目指す手もありますが、残念ながら時間がありません。
試験との両立は時間的にも経済的にも大変ですがやるしかありません。退路を断つ覚悟が必要です。
なお、当初3年くらいは、勉強と仕事の両立ができそうな会計事務所の方が良いでしょう。
(最近は、両立支援をうたうところも多くなり、誇大広告も増えて見極めが難しくなりました)
なお、会計事務所は、他業種での転職回数の多寡より、会計事務所経験の長さを評価します。
私は、30歳くらいまでは過去をよく振り返りました。
何であのとき…、
もしも、…だったら
大学が…、資格試験が…、就職が…。
30半ば以降は、過去を振り返ることはほとんどなくなりました。
私は税理士という仕事を選んだこと、今の人生を後悔してはいません。
楽しんでいますし、これからも頑張ってより実り多きものにしたいと思っています。
今より若いときはありません。
自分の未来は、自分で一つ一つ選び取って作っていくものだと思います。
一念発起様には、「内なる自分」に問いかけてもらいたいと思います。
答えになっていなくてすみません。
人生は一度きりです。そして、人生はこれからです。頑張ってください。
※なお、
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また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
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2014年04月22日
税理士事務所の就職・転職に関するご質問・ご意見
税理士法人TOTAL代表税理士高橋寿克への
税理士事務所の就職・転職に関するご質問・ご意見は
このぺージの下記のコメント欄にお書きください。
このサイトに記事の形で回答したいと思います。
なお、ネットの匿名性、質問をしてくれた方の状況が不明なことから
出来るだけ具体的な状況を省略せずに書いていただいた方が回答をしやすいです。
記入例)
■年齢
■性別
■資格 簿記 税理士科目 受験歴等
■職歴 業種、職種、期間 転職歴
■学歴 大学の場合はある程度の幅で表記、
(旧帝大、早慶、MARCH、日東駒専、大東亜帝国
地方国立、関関同立、産近甲龍、摂神追桃 等)
大学院免除はその旨も
■会計事務所経験 規模、専門性 正社員・パートの別
■居住地 東京 都市圏 それ以外の地方 等
■その他、特殊事情
また、それでも必ずしも適切でない回答をすることもあろうかと思います。
皆さんの真摯な思いに答えきれない場面も出てきています。
インターネットですので各人の個性は見えません。
このため、一般論で、私が標準的と考える記事を書きます。
ご質問者様の熱い思いをすべて受け止めて書いているわけではありません。
人の人生を左右しかねない危うさもあり、やや辛めに書くこともあります。
ネットの限界をご考慮の上でお読みただければ幸いです。
各個人の経歴、考え方そして時代背景その他で若干の変更も加えます。
このため、すべての記事の整合性が取れないこともあります。
なお、このサイトは税理士事務所・税理士法人・会計事務所への就職・転職に関する情報提供を目的としており他業種の採用及び税理士としての独立、会計事務所から他業種への転職についてはコメントする立場にはありません(公認会計士については同じ会計人で、隣接士業のためコメントすることもあります)。
また、私が代表をつとめる税理士法人TOTALの採用に関する個別のご質問はお受けしておりません。
就職を希望される方は、お手数ですが、当税理士法人のホームページをじっくりとごらんいただき、よろしければ履歴書等をお送りください。
かなりはっきりした形で私見を書きますが
特定の税理士事務所を非難・中傷する意思はありません。
気にさわった方はすみません。
業務との両立の都合上、回答が遅れることも多いですし、すべての質問に回答できるとは限らないことをあらかじめご了承ください。
(質問で一番困るのは、ご自身の経歴を書かれて、「私でも採用されますか?」という形式のものです。
それは私よりも、希望する会計事務所に応募してみるしかありませんよね)
回答はこのブログに記事の形で行います。
記事に対するコメントは、ここではなく、各記事のコメント欄にお願いします。
なお、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら
それではご質問は
このぺージの下記のコメント欄にお書きください。
税理士事務所の就職・転職に関するご質問・ご意見は
このぺージの下記のコメント欄にお書きください。
このサイトに記事の形で回答したいと思います。
なお、ネットの匿名性、質問をしてくれた方の状況が不明なことから
出来るだけ具体的な状況を省略せずに書いていただいた方が回答をしやすいです。
記入例)
■年齢
■性別
■資格 簿記 税理士科目 受験歴等
■職歴 業種、職種、期間 転職歴
■学歴 大学の場合はある程度の幅で表記、
(旧帝大、早慶、MARCH、日東駒専、大東亜帝国
地方国立、関関同立、産近甲龍、摂神追桃 等)
大学院免除はその旨も
■会計事務所経験 規模、専門性 正社員・パートの別
■居住地 東京 都市圏 それ以外の地方 等
■その他、特殊事情
また、それでも必ずしも適切でない回答をすることもあろうかと思います。
皆さんの真摯な思いに答えきれない場面も出てきています。
インターネットですので各人の個性は見えません。
このため、一般論で、私が標準的と考える記事を書きます。
ご質問者様の熱い思いをすべて受け止めて書いているわけではありません。
人の人生を左右しかねない危うさもあり、やや辛めに書くこともあります。
ネットの限界をご考慮の上でお読みただければ幸いです。
各個人の経歴、考え方そして時代背景その他で若干の変更も加えます。
このため、すべての記事の整合性が取れないこともあります。
なお、このサイトは税理士事務所・税理士法人・会計事務所への就職・転職に関する情報提供を目的としており他業種の採用及び税理士としての独立、会計事務所から他業種への転職についてはコメントする立場にはありません(公認会計士については同じ会計人で、隣接士業のためコメントすることもあります)。
また、私が代表をつとめる税理士法人TOTALの採用に関する個別のご質問はお受けしておりません。
就職を希望される方は、お手数ですが、当税理士法人のホームページをじっくりとごらんいただき、よろしければ履歴書等をお送りください。
かなりはっきりした形で私見を書きますが
特定の税理士事務所を非難・中傷する意思はありません。
気にさわった方はすみません。
業務との両立の都合上、回答が遅れることも多いですし、すべての質問に回答できるとは限らないことをあらかじめご了承ください。
(質問で一番困るのは、ご自身の経歴を書かれて、「私でも採用されますか?」という形式のものです。
それは私よりも、希望する会計事務所に応募してみるしかありませんよね)
回答はこのブログに記事の形で行います。
記事に対するコメントは、ここではなく、各記事のコメント欄にお願いします。
なお、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら
それではご質問は
このぺージの下記のコメント欄にお書きください。
2014年04月12日
横浜本部 本日開設
本日、税理士法人TOTAL 横浜本部がオープンしました。
これで、TOTALグループとしては6番目の拠点になります。
神奈川県へは初の出店。
29歳とフレッシュな中薗輝本部長のもと、
税理士法人TOTALのサービスが税理士激戦地 横浜でどこまで通用するのか
若い力がどれだけやってくれるのか楽しみです。
私と同じ早稲田大学政治経済学部政治学科の出身で、
銀行の融資担当を経て税理士法人TOTALに入社してきてくれました。
実は、彼は学生時代から私のブログを読んでくれていたとのこと。
このことは、先日初めてお聞きしましたが、
「言葉の力」の強さ・怖さと同時に
縁を感じます。
新宿本部の拡大・引っ越し、所沢・東村山本部の開設は井上税理士、笹本本部長をはじめとするベテランの力が中心でした。
当社には幸いにして若い優秀なスタッフもたくさんいます。
今後の出店の多くは20代、30代の若手が担っていくことでしょう。
経営者は従業員一人一人の人生を背負っていくことになります。
責任に身が引き締まる思いです。
(え、全然しまってない? やせなくちゃ。)
本日、次の千葉駅前本部(仮称)の出店も決まりました。
より身近で、より便利で、より良いサービスを
リーズナブルにそしてTOTALに提供する。
あなたと共に歩み、あなたと共に成長したい。
そんな企業グループを目指しています。
これで、TOTALグループとしては6番目の拠点になります。
神奈川県へは初の出店。
29歳とフレッシュな中薗輝本部長のもと、
税理士法人TOTALのサービスが税理士激戦地 横浜でどこまで通用するのか
若い力がどれだけやってくれるのか楽しみです。
私と同じ早稲田大学政治経済学部政治学科の出身で、
銀行の融資担当を経て税理士法人TOTALに入社してきてくれました。
実は、彼は学生時代から私のブログを読んでくれていたとのこと。
このことは、先日初めてお聞きしましたが、
「言葉の力」の強さ・怖さと同時に
縁を感じます。
新宿本部の拡大・引っ越し、所沢・東村山本部の開設は井上税理士、笹本本部長をはじめとするベテランの力が中心でした。
当社には幸いにして若い優秀なスタッフもたくさんいます。
今後の出店の多くは20代、30代の若手が担っていくことでしょう。
経営者は従業員一人一人の人生を背負っていくことになります。
責任に身が引き締まる思いです。
(え、全然しまってない? やせなくちゃ。)
本日、次の千葉駅前本部(仮称)の出店も決まりました。
より身近で、より便利で、より良いサービスを
リーズナブルにそしてTOTALに提供する。
あなたと共に歩み、あなたと共に成長したい。
そんな企業グループを目指しています。
2014年04月05日
税理士事務所の就職事情(2014年春)
税理士事務所求人・採用情報の高橋寿克です。
本日は愚痴です。
いつもとニュアンスが違うので読み飛ばしてもらった方が良いかもしれません。
今週、ある会計事務所の職員の方の強烈なブログを拝見しました。彼は以前からよく存じ上げている優秀で熱い(熱すぎる?)男です。
税理士法人TOTALへの明らかな誹謗中傷で名誉棄損に当たることが数か月前に書かれていました。
さすがに頭に来て告訴するかかなり迷いましたが、同業者でかなり有名な事務所さんですし、熱意ゆえのことと思ってまずはお電話しました。
その場でそのブログ記事は削除してくれましたが、なぜこんなことをするのかお聞きしたら
「〇〇〇(彼の勤務する事務所)+△△△△(ネガティブな用語)」で検索すると私のサイトが出るらしいのです。
私自身は、そのネガティブな用語は一切使っていませんし、その会計事務所を直接批判することは書いていないつもりだったので意味が分かりませんでした。
googleの検索機能もお利口過ぎて困ったものです。
会計事務所名・固有名詞を全部削除することも考えましたが、あまり情報を制限すると、就職希望者への情報提供、適切なマッチングという当サイトの趣旨から外れてしまいます。
かなり悩みました。
まずは表現をよりやわらかくして、特定の会計事務所の非難と取られないように文章を手直ししました。
(普段から非難にあたらないよう表現は気にしているつもりでしたが、古いまま放っておいたページもありました)
その会計事務所さんは、ネット対策が得意でネガティブチェックを徹底して、自社をブランド化しようとしているようでした。
最近では、ホームページで就職情報を書いたり、悪い書き込みを消させたりしている会計事務所が増えています。
中には一部ですが、離職率等、明らかな嘘の数字を並べているところも見られます。
それゆえにこのサイトの存在価値があると思って書いていたのですが、一部の方にはいい迷惑・邪魔な存在なのかもしれません。
社会的に役に立つことをしようと思っているだけなのですが、本当に正しいことなのか
これでいいのかよくわからないし、まだ迷っているところです。
疲れました。
税理士受験生が減っています。会計業界に入る人も減っています。中堅・大手の会計事務所の中には必要数が採用できず、募集基準を下げるところが増えてきています。
最近では大手・準大手の会計事務所も残業を減らす努力を始めています。
多くの産業同様に無理な労働時間を減らし、適切な労働環境を実現していく過渡期なのだと思います。
実際には、確定申告の疲れで、うちのスタッフからも愚痴が出ているのが実情です。なかなか現場は大変です。
安倍首相には悪いですが、経営者はやりたくても給与水準の引き上げは簡単にはできません。
税理士業界を産業化し、より働きやすい、魅力的な業界にするのが私の夢です。
まだまだ道半ばです。
※なお、
この件に関するコメントは下記のコメント欄をご利用ください。
本日は愚痴です。
いつもとニュアンスが違うので読み飛ばしてもらった方が良いかもしれません。
今週、ある会計事務所の職員の方の強烈なブログを拝見しました。彼は以前からよく存じ上げている優秀で熱い(熱すぎる?)男です。
税理士法人TOTALへの明らかな誹謗中傷で名誉棄損に当たることが数か月前に書かれていました。
さすがに頭に来て告訴するかかなり迷いましたが、同業者でかなり有名な事務所さんですし、熱意ゆえのことと思ってまずはお電話しました。
その場でそのブログ記事は削除してくれましたが、なぜこんなことをするのかお聞きしたら
「〇〇〇(彼の勤務する事務所)+△△△△(ネガティブな用語)」で検索すると私のサイトが出るらしいのです。
私自身は、そのネガティブな用語は一切使っていませんし、その会計事務所を直接批判することは書いていないつもりだったので意味が分かりませんでした。
googleの検索機能もお利口過ぎて困ったものです。
会計事務所名・固有名詞を全部削除することも考えましたが、あまり情報を制限すると、就職希望者への情報提供、適切なマッチングという当サイトの趣旨から外れてしまいます。
かなり悩みました。
まずは表現をよりやわらかくして、特定の会計事務所の非難と取られないように文章を手直ししました。
(普段から非難にあたらないよう表現は気にしているつもりでしたが、古いまま放っておいたページもありました)
その会計事務所さんは、ネット対策が得意でネガティブチェックを徹底して、自社をブランド化しようとしているようでした。
最近では、ホームページで就職情報を書いたり、悪い書き込みを消させたりしている会計事務所が増えています。
中には一部ですが、離職率等、明らかな嘘の数字を並べているところも見られます。
それゆえにこのサイトの存在価値があると思って書いていたのですが、一部の方にはいい迷惑・邪魔な存在なのかもしれません。
社会的に役に立つことをしようと思っているだけなのですが、本当に正しいことなのか
これでいいのかよくわからないし、まだ迷っているところです。
疲れました。
税理士受験生が減っています。会計業界に入る人も減っています。中堅・大手の会計事務所の中には必要数が採用できず、募集基準を下げるところが増えてきています。
最近では大手・準大手の会計事務所も残業を減らす努力を始めています。
多くの産業同様に無理な労働時間を減らし、適切な労働環境を実現していく過渡期なのだと思います。
実際には、確定申告の疲れで、うちのスタッフからも愚痴が出ているのが実情です。なかなか現場は大変です。
安倍首相には悪いですが、経営者はやりたくても給与水準の引き上げは簡単にはできません。
税理士業界を産業化し、より働きやすい、魅力的な業界にするのが私の夢です。
まだまだ道半ばです。
※なお、
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