2010年11月15日
ブラック会計事務所を見分ける10の質問
「税理士事務所・会計事務所は入社しないとわからない」
それでは困りますよね。ブラック会計事務所だけは避けたいものです。
会計事務所の採用シーズンを前に
そんな悩みにお答えするべく
ブラック会計事務所を見分ける10の質問
これ全部、面接で聞いたら、聞き過ぎです。
まずは、ホームページでわかるものは確認しましょう。
その上であなたが気になるものだけを質問してみてください。
(1)離職率はどれくらいですか?
実際に質問するときは「この一年間で何人お辞めになっていますか?」等言い方は工夫してみてください。
会計業界は、最大手でも3年で人が入れ替わると言われる業界で比較的離職率が高いですが、それでも25%を超えたらブラック会計事務所。
=============
税理士法人TOTALは、主婦も多く、夫の転勤に伴う退職もあって10%程度ですが、良い方かもしれませんね。
=============
(2)最近お辞めになった方の退職理由はなんですか?
なかなか正確には教えてくれないかもしれませんが。その回答姿勢自体も回答の一部だと思って聞いてみてください。
=============
税理士法人TOTALではこんな感じです。
=============
(3)スタッフの男女比はどうなっていますか?
ホームページや求人票を先に確認しましょう。
「男性(女性)が多いのはどうしてですか?」
女性・男性のどちらかに極端に偏っている場合、理由の確認が必要です。
(4)この一年間でお客様はどれくらい増えましたか?
増えている事務所は少ないですが、減っていたら、近い将来、自分の居場所がなくなる危険性が高い。
(5)税理士(有資格者を含む)は何人おられますか?
10人に1人以下なら危険。
税理士1人の場合は長期では勤務できない。
(6)残業代は出ますか?
みなし残業・裁量労働制なら、残業時間の多さは覚悟しなくてはいけない。
「残業代は出ない」と言うのは「私は法律を守らない」と言っているということで法律家の言葉じゃないですね。
同様に社会保険未加入(個人会計事務所は社会保険は任意適用です)についても所長のスタッフに対する考え方の現れでしょう。ちなみに私が勤務していた会計事務所及びTOTALは個人事務所時代でも社会保険には加入していました。
給与の比較をするときは残業・社会保険とあわせて比べてみてください。
(7)営業ノルマはありますか?
新規顧客獲得、保険の勧誘についてノルマを設けている事務所もあります。全員営業の事務所も一部あります。
営業力に自信がある方はどうぞ。
=============
税理士法人TOTALでは、希望や適性で一部の方に営業をしていただいています。特にノルマはありません。
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(8)労働時間はどれくらいですか?
質問するよりも正確な答えは、繁忙期以外に事務所に夕方・夜行ってみることでわかります。
行くのが難しい場合、10時ごろに事務所に電話をしてみるという方法を勧めている方もいます。所長以外が電話に出たら労働時間は長いと思ってください。
=============
税理士法人TOTALでは、付き合い残業は禁止ですし、10時近くなると帰るように私が一声かけます。1日12時間以上働いて生産性を維持できるのは所長くらいです。
=============
ただし、夜間電話は「礼儀を知らない人」と評価されるので私は望ましくないと思います(ガチャ切りするようなら犯罪スレスレで人として問題です)。
遅い時間の電話ですのでくれぐれも失礼のないように。
出来ることなら、実際に訪問する方が良いでしょう。
(9)税理士受験生は何人くらいおられますか? 過去に税理士になられた方はいますか?
受験仲間は多い方がモチベーションが続きます。受験と仕事の両立の度合いがはかれます。
=============
税理士法人TOTALは、男性は有資格者以外全員税理士受験生です。女性も比較的受験生が多いです。
平成23年は税理士官報合格者4名(その他で過去の退職者で2名)、大学院免除登録者1名で新たに5名税理士を排出しました。累計では14名の税理士を輩出しています(平成23年12月現在)
=============
(10)一人当たり何社くらい担当しますか?
低価格型の会計事務所は、電話やメールのやり取りが中心で、ほとんどお客様とお会いしないというスタイルが多くなっています。
会計事務所経営者としては時代に上手に向き合って営業力があり、伸びているしすばらしいと思います。
ただ、税理士になろうという方にとっては、入力作業や、せいぜいルーティンの電話対応が仕事で
専門性やコミュニケーション能力はみがかれないので
(社員教育がいらない分、価格を安くできるのです)。
お客様とあまり接しない、来店型の比率が高すぎる会計事務所はおすすめしません。
訪問をしている会社の比率が、どれくらいかを聞ければ内情はわかるのですが聞きにくいですよね。
このタイプは比較的ホームページが充実しているので、一人当たりの担当数が多すぎる(30社以上)ときは疑ってみると良いかもしれません。
「普通に50社くらい持てますよ。」と言われたこのタイプで間違いないです。
=============
私自身は、税理士は中小企業の良き相談相手として、何でもお客様から気軽にお声掛けしていただきたいと思っています。
仕事にやりがいを感じるのは、お客様から「ありがとう」と言っていただけたときです。
これから税理士になる方は、もちろん、作業の生産性を上げるのは重要ですが、職業専門家として社会により役立つ仕事をしてもらいたいと思っています。
=============
<番外編1>
夜間・週末に大学院に行く大学院免除を検討している人は、
「大学院に通学されている方はいますか?」
「大学院進学は可能ですか?」
これは、所長によって好き嫌いがはっきりしているところです。事前に必ず確認しましょう。
=============
税理士法人TOTALでは現在、大学院通学中のスタッフは3名、
また、勤務期間が3年を超える優秀なスタッフには学費免除の制度もあります(一定の要件を満たす必要があります)。
=============
<番外編2>
あなたが比較的高学歴受験生な場合
「私と同じ大学の方はいますか?」
(早慶、明治あたりだと手頃で聞きやすいですね)
あまりここで書くような話ではないのかもしれませんが、
一部の税理士事務所に所長を含めて学歴コンプレックスの方がいるのは否定できません。そういう事務所では、高学歴な受験生がいづらいこともあります。
下手をすれば他のスタッフからのいじめ・嫉妬の対象で受験の邪魔をされます。
所長の学歴が自分より高ければあまり心配しなくても良いと思います。
それでは困りますよね。ブラック会計事務所だけは避けたいものです。
会計事務所の採用シーズンを前に
そんな悩みにお答えするべく
ブラック会計事務所を見分ける10の質問
これ全部、面接で聞いたら、聞き過ぎです。
まずは、ホームページでわかるものは確認しましょう。
その上であなたが気になるものだけを質問してみてください。
(1)離職率はどれくらいですか?
実際に質問するときは「この一年間で何人お辞めになっていますか?」等言い方は工夫してみてください。
会計業界は、最大手でも3年で人が入れ替わると言われる業界で比較的離職率が高いですが、それでも25%を超えたらブラック会計事務所。
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税理士法人TOTALは、主婦も多く、夫の転勤に伴う退職もあって10%程度ですが、良い方かもしれませんね。
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(2)最近お辞めになった方の退職理由はなんですか?
なかなか正確には教えてくれないかもしれませんが。その回答姿勢自体も回答の一部だと思って聞いてみてください。
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税理士法人TOTALではこんな感じです。
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(3)スタッフの男女比はどうなっていますか?
ホームページや求人票を先に確認しましょう。
「男性(女性)が多いのはどうしてですか?」
女性・男性のどちらかに極端に偏っている場合、理由の確認が必要です。
(4)この一年間でお客様はどれくらい増えましたか?
増えている事務所は少ないですが、減っていたら、近い将来、自分の居場所がなくなる危険性が高い。
(5)税理士(有資格者を含む)は何人おられますか?
10人に1人以下なら危険。
税理士1人の場合は長期では勤務できない。
(6)残業代は出ますか?
みなし残業・裁量労働制なら、残業時間の多さは覚悟しなくてはいけない。
「残業代は出ない」と言うのは「私は法律を守らない」と言っているということで法律家の言葉じゃないですね。
同様に社会保険未加入(個人会計事務所は社会保険は任意適用です)についても所長のスタッフに対する考え方の現れでしょう。ちなみに私が勤務していた会計事務所及びTOTALは個人事務所時代でも社会保険には加入していました。
給与の比較をするときは残業・社会保険とあわせて比べてみてください。
(7)営業ノルマはありますか?
新規顧客獲得、保険の勧誘についてノルマを設けている事務所もあります。全員営業の事務所も一部あります。
営業力に自信がある方はどうぞ。
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税理士法人TOTALでは、希望や適性で一部の方に営業をしていただいています。特にノルマはありません。
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(8)労働時間はどれくらいですか?
質問するよりも正確な答えは、繁忙期以外に事務所に夕方・夜行ってみることでわかります。
行くのが難しい場合、10時ごろに事務所に電話をしてみるという方法を勧めている方もいます。所長以外が電話に出たら労働時間は長いと思ってください。
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税理士法人TOTALでは、付き合い残業は禁止ですし、10時近くなると帰るように私が一声かけます。1日12時間以上働いて生産性を維持できるのは所長くらいです。
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ただし、夜間電話は「礼儀を知らない人」と評価されるので私は望ましくないと思います(ガチャ切りするようなら犯罪スレスレで人として問題です)。
遅い時間の電話ですのでくれぐれも失礼のないように。
出来ることなら、実際に訪問する方が良いでしょう。
(9)税理士受験生は何人くらいおられますか? 過去に税理士になられた方はいますか?
受験仲間は多い方がモチベーションが続きます。受験と仕事の両立の度合いがはかれます。
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税理士法人TOTALは、男性は有資格者以外全員税理士受験生です。女性も比較的受験生が多いです。
平成23年は税理士官報合格者4名(その他で過去の退職者で2名)、大学院免除登録者1名で新たに5名税理士を排出しました。累計では14名の税理士を輩出しています(平成23年12月現在)
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(10)一人当たり何社くらい担当しますか?
低価格型の会計事務所は、電話やメールのやり取りが中心で、ほとんどお客様とお会いしないというスタイルが多くなっています。
会計事務所経営者としては時代に上手に向き合って営業力があり、伸びているしすばらしいと思います。
ただ、税理士になろうという方にとっては、入力作業や、せいぜいルーティンの電話対応が仕事で
専門性やコミュニケーション能力はみがかれないので
(社員教育がいらない分、価格を安くできるのです)。
お客様とあまり接しない、来店型の比率が高すぎる会計事務所はおすすめしません。
訪問をしている会社の比率が、どれくらいかを聞ければ内情はわかるのですが聞きにくいですよね。
このタイプは比較的ホームページが充実しているので、一人当たりの担当数が多すぎる(30社以上)ときは疑ってみると良いかもしれません。
「普通に50社くらい持てますよ。」と言われたこのタイプで間違いないです。
=============
私自身は、税理士は中小企業の良き相談相手として、何でもお客様から気軽にお声掛けしていただきたいと思っています。
仕事にやりがいを感じるのは、お客様から「ありがとう」と言っていただけたときです。
これから税理士になる方は、もちろん、作業の生産性を上げるのは重要ですが、職業専門家として社会により役立つ仕事をしてもらいたいと思っています。
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<番外編1>
夜間・週末に大学院に行く大学院免除を検討している人は、
「大学院に通学されている方はいますか?」
「大学院進学は可能ですか?」
これは、所長によって好き嫌いがはっきりしているところです。事前に必ず確認しましょう。
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税理士法人TOTALでは現在、大学院通学中のスタッフは3名、
また、勤務期間が3年を超える優秀なスタッフには学費免除の制度もあります(一定の要件を満たす必要があります)。
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<番外編2>
あなたが比較的高学歴受験生な場合
「私と同じ大学の方はいますか?」
(早慶、明治あたりだと手頃で聞きやすいですね)
あまりここで書くような話ではないのかもしれませんが、
一部の税理士事務所に所長を含めて学歴コンプレックスの方がいるのは否定できません。そういう事務所では、高学歴な受験生がいづらいこともあります。
下手をすれば他のスタッフからのいじめ・嫉妬の対象で受験の邪魔をされます。
所長の学歴が自分より高ければあまり心配しなくても良いと思います。

