2014年08月

2014年08月30日

税理士業界就職状況(2014年夏)

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

税理士法人TOTALは、10月の千葉出店・西東京(田無)出店が正式に決まりました。
ここに来て加速していますね。
実はあと2つプロジェクトが進行中です。

ご質問はここをクリック

ドカベン様からのご質問です。

■年齢 35歳
■性別 男性
■資格 税理士
■職歴 会計事務所8年
■学歴 日東駒専
■会計事務所経験 8年
■居住地 千葉

高橋先生ご意見賜りたく存じます。
独立か転職かで迷っております。
十代の頃より税理士になりたく頑張って参りました。
運良く大学の頃に4科目合格する事ができました。
しかし、社会にでてからは先輩とうまくいかず短期の転職を繰り返しました。

その後ようやく個人事務所に就職し、5年ほど勤務が続きました。5科目目にも運良く合格する事ができました。
しかし、その事務所の先生は高齢で他の職員はいつ事務所がなくなるのだろうという心配をしていました。
そこで、転職を致しました。

税理士法人であるのと、残業の平均が50時間で、相続の案件が比較的多いということが転職理由でした。
ところがいざ入所してみると、会計ソフトがなくすべて手書き、残業時間は150時間を超えていました。
長く勤めるつもりでしたが、私にはとても無理で、転職か独立を考え始めました。

自分自身独立には向いてないような気がしますし(営業力や高いスキルがありません。平凡な人間です)、千葉の田舎の方に住んでいて法人自体がそんなにありません。
転職しようにも短期の転職歴が数回ある30代中盤の人間をまともな事務所が採用するわけがなく、悩んでいます。

若い頃に短期で退職を繰り返した理由は、
〇笋凌揺佞合いが下手だった(生意気だった)。
当時お酒が飲めませんでしたが、飲酒を強要される事務所
新人で入社し、ミスをすると会議室に呼ばれ、数人で怒鳴られ解雇。
というものでした。 税理士として千葉を再び元気にしたいという気持ちをもっています。

Q.
私のようなタイプの人間は勤務と独立とどちらが良いのでしょうか。
身体を壊さない範囲で働ければ独立、勤務にこだわりはありません。

A.
質問のページ 「ご質問はこちらから」に記載してありますが、このサイトは税理士事務所・税理士法人・会計事務所への就職・転職に関する情報提供を目的としており、税理士としての「独立」についてはコメントする立場にはありません。

「勤務」についてのみコメントさせていただきます。

税理士事務所の就職は、今年、例年になく売り手市場で大原やTACの就職情報誌がいつになく分厚くなっています。
特に中堅以上の税理士法人の人手不足は深刻で、会計事務所「経験者」はどこでもひっぱりだこです。
未経験者にとってもずいぶん広き門になってきています。

数年前に就職活動をした人で、今年転職する人はあまりの楽さ、内定の取れやすさに驚いている方も多いでしょう。
以前なら、嫌われた転職歴の多さも、税理士資格・会計事務所経験が消してしまいます。
35歳で税理士資格を持っている方はきわめて少ないのですから。

====================
税理士法人TOTALの本部長の中には、入社時(30代後半)に転職歴が多かった方もおられます。
残念ながら、会計事務所経験者が選ぶ税理士事務所・税理士法人の中には、給与が他の税理士事務所より高い分、労働環境が厳しいところも多く、再度の転職もやむを得ないケースがみられます。
目立つ採用広告を多く出している税理士事務所・WEB等の広告に力を入れている税理士法人は、それだけ人がいない、何か問題がある場合も多いのです。
彼が辞めた2つの事務所は労働環境が厳しいと私が知っている事務所で、もう1つは高齢の公認会計士・税理士事務所で管理ができていませんでした。その他にも転職歴がありました。
彼の場合は、短ければ半年、一番長かった会計事務所でも2〜3年でしたが、当社では5年を過ぎました。
最近、ご結婚なさって、我慢強く、穏やかに、しっかりと頑張ってくれています。

ちなみに、税理士法人TOTALは、年2回の宴会は2次会のみならず1次会も自由参加で、出席者にも飲酒を強要するなというルールになっています。主婦も多いですし、第一、私もお酒は強くないですから。
====================

千葉の場合、千葉市より外側は、残念ながら衰退が始まっています。
私も千葉県の出身ですから、元気になってもらいたいとは思いますが、
千葉駅前の賃貸物件は今でも結構空室が目立ちます。
(今年、千葉市の地価は船橋や柏に抜かれました)
さらに、数年後に迫った千葉の駅ビル等の再開発による需要予測を誤った過剰な店舗・オフィスの供給が、千葉の衰退を白日の下に晒すことになりはしないかと危惧しています。
千葉に限らず、地方は、少子高齢化・製造業の空洞化もあり、生き残りをかけた争いになります。
都市圏を離れると、産業は農業と観光と公共事業くらいしかないという県もいくらでも存在します。

会計事務所業界も、一部の例外を除き、地方は選択肢が限られています。
税理士法人と言っても、親子でやっているものや、TKC事務所の名目だけ(実質は別々)の合同事務所も多く、個人事務所と変わりません。
優秀な若手は都市部に流出していっているため、高齢になった所長・代表社員の若い頃と業務水準もあまり変わらなかったりする事務所もあります。
しかしまあ、税理士法人で、会計ソフトがなくすべて手書きですか。さすがに驚きです。時間がいくらあっても足りませんね。その結果が残業が150時間ですか。都心の一番厳しい税理士法人並みかなあ。労災になりかねません。

独立するにせよ、転職するにせよ、じっくり考えて、悔いのない選択をしてください。

====================
税理士法人TOTALは、最近地方(東北、北海道、関西等)からの求職者が増えています。その中から、入社してくれる人も出てきています。うれしいことですが地方の疲弊も感じざるをえません。

また、千葉駅前に千葉本部を来月出店するのですが、若い応募者の方に大変喜ばれました。それまでは他の東京の税理士法人に片道1時間半近くかかっていたものが3分の1以下の通勤時間で済みますから。

実は、つい最近まで、千葉と田無の本部長のポジションは空いていました。
他本部への異動に伴う後任(所沢・東村山本部)や、新設予定(柏・池袋・渋谷・立川)など、本部長候補を今日も探しています。30代半ば〜40代で、会計事務所経験が長く、法人については一通りのことができる経験・技術のある方を募集しています(資産税事務所経験者・船橋本部の庶務・総務も募集中です)。

ドカベン様タイプの方はそんなに余っているわけではないのです。
税理士法人TOTALでも、実際にドカベン様の応募があれば採用する可能性が高いと思います。よろしければご検討ください。

ご興味がある方、ご応募お待ちしています。
「税理士法人TOTAL 採用情報」
====================


※なお、この件に関するコメントは下記のコメント欄をご利用ください。

新規のご質問はここをクリック してください。

また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら

税理士事務所の学歴と労働時間

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

9月の千葉出店・10月の田無出店が正式に決まりました。
本日は、この後、スタッフの結婚式です。
税理士法人TOTAL入社後、仕事と勉強を両立し、税理士試験に合格した苦労人で、今回の出店の主力メンバーでもあります。

新しい門出に幸多かれ!

(実は私は結婚式のスピーチが苦手でちょっと頭が痛いのですが)

ご質問はここをクリック

香代子様からのご質問です。

■年齢 28歳
■性別 女性
■資格 簿記1級  昨年 消費税法合格 
        今年度 法人税法受験済
■職歴 銀行(6年間)
     その後転職し、会計事務所に半年勤務。
■学歴 東京大学or京都大学
■会計事務所経験 半年(所員8名)
     知人の紹介により入所
    (その知人は現在の会計事務所職員)
■居住地 大阪 一人暮らし

ご多忙の折、申し訳ございません。御相談させてください。

 大学卒業後、銀行に勤めておりましたが、税理士を志望し会計事務所へ転職しました。昨年は、銀行に勤めながら消費税法勉強して合格しましたが、今年受験した法人税法については、感覚的には合格しているかどうか微妙です。
 
 半年前に、知人の紹介により現在の会計事務所へ入所しました。まだ1科目しか合格していなかったため不安がありましたが、ほぼ残業がないこと、資格学校に通えること等を確認し、入所しました。ただ、現実的には毎日残業(21〜22時迄)があり、休日出勤もあるような状態です。

 事務所からは、今後担当を増やしていくことや、銀行員時代の人脈を生かして営業することを期待されています。しかし、自分の性格、集中力を考えると、1年間勉強に専念するか、仕事はアルバイト程度に抑える程度にして、資格取得を優先させたいと考えております。

Q.
 そこで御相談なのですが、1年間専念(もしくはアルバイト)後、再びいずれかの会計事務所に採用してもらえる可能性はあるでしょうか。  
自分の判断の甘さで会計事務所に入所し、すぐに辞めてしまうのは恐縮ですし、実務経験がほとんど無いので、難しいのではないかと不安に思っています。 

ご意見いただけると幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

A.
心配しすぎです。余裕で内定が出ます。次は、よりじっくりと勤務する会計事務所を選びましょう。

今年(平成26年 第64回)の税理士試験の法人税法が極端に難しかったようですね。
(「問題が悪い」という声もちらほら)
せっかく頑張ったのに手ごたえが感じられなかった方も多いのではないでしょうか。
こういう年は、合格ラインも読みにくいので、無駄に過ぎたことを考え込んだりせずに、今後に向けて人よりも先んじるように努力したいものです。
もっとも、「そんなに上手に切り替えできないよ」という声が聞こえてきそうですが。

(1)学歴の話

・クリニック開院予定のドクター(採用の話の際)
「気が利かない人は嫌だなあ、頭が良い人が良い」

・60過ぎの慶応大学卒の中堅税理士法人代表
「高橋先生の所は良いよな。俺なんて、早慶卒が来たら全員採用しちゃう」(おいおい)

・とある公認会計士の奥様
「〇〇さんは、知的レベルが高いから、仕事を任せて安心です」

コンピューターが普及する前は、商業学校を出た、作業が得意な経理・会計事務所経験者が重宝されました。
最近では、税理士法人化、組織化が進み、作業者と巡回監査担当者が分かれ、一定の学力がある方が有利になってきました。

その中でも東京大学or京都大学は最高峰ですから有利です。しっかりした税理士法人ほど、一般企業と同じように学歴は見るはずです。

学歴は、中学・高校時代、どれだけ真面目に勉強をしたか、勉強ができたか
言い換えると
仕事に重要な勤勉さや機転の証明にはなります。

参照) 「税理士の学歴

もちろん、コミュニケーション能力、社会への適応力等も見られますが、銀行勤務6年なら全く問題ないでしょう。
学歴・職歴とも最高レベルで、試験勉強も実務寄りの法人税法・消費税法です。外部環境も近年にない売り手市場です。
採用されない理由が浮かびません。

ただ、所長がいわゆる「低学歴」だと、コンプレックスで不当に低く評価されるケースもあるかもしれません。
あとは、最近増えている、
(1)自分の頭で考えない、会社の方針に染めやすい人を求めている事務所や、
(2)熱血営業マンタイプを求めている事務所
では採用されにくいかもしれません。

====================
税理士法人TOTALは東京大学卒の方は3名在籍していますが、京都大学卒の方はおられません。
この辺を書きすぎると、うちは学歴で採用していると思われるかもしれませんが、東大卒でも不採用にすることは珍しくありません(残念ですが、コミュニケーション・社会性に難があるケースが見られます)。学閥も縁故採用もないので、開成や早稲田卒でも特に優遇はありません。
そういえば、最近は関西をはじめ全国からご応募いただいており、たくさんの方を採用しています。
(ここで関西の銀行出身の方も採用させていただきました)

学歴が低くても、仕事を真面目にしてくれる人、仕事ができる人をたくさん採用しています。
会計事務所経験、職歴、人柄、資格も同じように高く評価しており、学歴は採用・昇進の条件にはしていません。
幹部登用も、パートナー・本部長を含めて実力や適性を見て行っています。
税理士法人TOTALの代表社員・本部長一覧
高校卒、専門学校卒、商業高校卒の方も、幹部を含めてたくさんおられます。
====================

(2)税理士事務所の労働時間
会計事務所は、特別残業時間が多い業界ではありません。
残業時間が多いのは、若手の所長や大手の税理士法人など一部に限られます。

詳しくは「税理士事務所・会計事務所の労働時間」へ

ただ、正社員なら
  閑散期 : 午前9時〜午後6時半・7時 
  繁忙期 : 午前9時〜午後9時くらい
閑散期はヒマなので、定時が終わると順次帰って、繁忙期は残業が普通だけれど、10時前にはほとんど帰れる。
このタイプの事務所が多くなります。
税理士業界は、他産業と比べても労働時間はやや短い方でしょう。
それでも年末調整・確定申告・3月決算があり、季節労働者的に繁忙期が忙しくなります。

以前、銀行員というと「残業の嵐」でした。
(その分、給与は今と比べてすごく高かったのですが)
昔、まだ勤務していた頃、20時に駅でバッタリお会いして
   私  :「今日は遅いですね」(私は普段は18時半)
 銀行員:「今日は特別に早いんです」(普段は23時)
なんて会話をした覚えがあります。
あの頃、銀行員は7時出社、23時退社で「セブンイレブン」なんて言われていました。

最近では、労働基準監督署が入って、コンプライアンスの問題もあり、都市銀行はかなり残業が減っています。
地銀も労基に入られた順番で残業が減っています。
女性は7時には帰り始めるとお聞きしています。
(銀行は 女性 午前7時半〜午後7時、7時半
男性 午前7時、7時半〜午後8時、8時半 くらい
男女とも午後9時時には遅くとも退行) 

都市銀行から転職すると
(実は労働時間は朝が早い分、今でも税理士事務所よりも平均すれば長いですが)
「税理士事務所は終わりが遅い」と感じられると思います。
繁忙期から働き始めているのでなおさらでしょう。

もっとも、当初の話と違っており、なおかつ、さらに仕事の量や責任が増えそうなので、受験を考えると退職もやむをえません。

何でもそろった条件が良い「理想の職場」は残念ながらないでしょう。何かを犠牲にして選んで行く方が現実的です。
香代子様は、おそらく、中途半端にアルバイトするより1年間受験に専念した方が良いタイプではないかと思います。

当分の間、税理士業界は空前の売り手市場です。1年後も、アルバイトでも正社員でも気に入った事務所を選びやすい状況でしょう。
次は、自分が何をしたいのかを考えて、じっくりと勤務する会計事務所を選びましょう。

====================
そういえば、ここで、20代半ばの女性受験生を採用しました。
前職は「普通の税理士事務所」だとお見受けしましたが、担当を25件くらい持ち、時間は上記くらいです。在職中は科目合格できませんでした。
今回の転職に当たり、税理士法人TOTALでは残業はあまりしない、担当は原則として持たせないかわりに給料は下がるという条件になりました。もったいない気もしますが、本人の優先事項が税理士試験合格と家庭との両立にあったからです。
それでもかなり大変だと思います。がんばってください。
====================




※なお、この件に関するコメントは下記のコメント欄をご利用ください。

新規のご質問はここをクリック してください。

また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら

2014年08月26日

早慶出身 地元志向の方にとっての税理士

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

税理士業界の採用も9月のスタートに向けて最後の直線を迎えています。

税理士法人TOTALも、9/1の定期採用は10人以上にのぼり、だいぶ進みました。
新宿の資産税担当者、船橋の外回り担当者・事務担当者など、一部では不足していますが。
なお、当社は、ありがたいことに成長率が約30%と高いのでご応募は一年中お待ちしています。

ご質問はここをクリック



青リンゴ様からのお問合せです。

■年 齢 23才
■性 別  男
■資 格  日商簿記2級
■職 歴 なし
■学 歴  早慶
■会計事務所経験 なし
■居住地 地方の政令市

今年の春に大学を卒業し、そこから公務員試験の勉強を始め、面接をいくつか受け、転勤がある所から内定が出た者です。
来年の公務員試験への力試しとして、独学の勉強で受験したのですが、面接対策などで色々と考えるうちに会計関係の仕事を地元でしたいと思うようになりました。
地元に拘る理由としては、私は一人っ子なのですが、最近親が亡くなり、私自身が今生きている方の親のそばにいてあげたいと切実に思うようになったことと、
東京よりも地元の方が暮らしやすいと感じていることがあります。

そして新卒の就活時、経理中心に見ていたのもあり、内定先をお断りして、税理士事務所で働きながら税理士を目指したいと考えています。
簿記を取ったのは3年前ということもあり、しばらくはアルバイトとして働きながら勉強をしたいと思っているのですが、

Q.1 社会人として働いたことのない既卒というのは、採用される可能性はあるのでしょうか、
Q.2 ある程度勉強をしてから就職活動をした方がいいのでしょうか。

ご意見をいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

A.
親御さんの件、ご愁傷様です。残された親のことを考えての地元志向、わかる気がします。
税理士は、独立すれば自分の選んだ場所で、自分のペースで仕事ができます。

税理士は、ライセンス商売で参入障壁があるので、資格を取りさえすればのんびりと食べていく分+αの最低限の仕事だけして、家族・家庭を大事にすることもできます。
望めば、営業力が強くない人が多い業界なので、一生懸命ビジネスをすればある程度の規模までは行ける可能性も高いです。
経営が大変なら、社員・補助税理士として、勤務して専門家として生きていくことも可能です。地方都市では、「先生」として一定の社会的な地位も得られるでしょう。

収益性はそれほど高いとは言えない仕事ではありますが、安定性、専門性が高く、地方で生きていくには良い選択だと思います。

=======================
税理士法人TOTAL出身の早慶卒の税理士の中には、資産家のご子息で家族(妻子)との時間を大事にしたいということで、(実力的にはもったいないのですが)のんびり仕事をなさっている方もいます。また、営業力があるのに、労務管理の煩雑さを嫌って人はあまり採用せず、自分で見れる分だけが良いと割り切ってマイペースで仕事をしている税理士もいます。
一方で、営業をガンガンして早くも複数の従業員を雇用している税理士、(他の)税理士法人の社員税理士・パートナーになっている税理士もいます。
もちろん、たくさんの税理士が税理士法人TOTALの社内でも頑張ってくれています。

ちなみに、私は、研究者もろくにいない世界的にもめずらしい病気で体が壊れて20歳過ぎ頃から家にゴロゴロ寝て過ごしていました。
私の両親は、野菜出荷額市内.1農家を30年近く続けた働き者で、稼いだお金で山を買う資産家でした。
船橋本部の、「お寺」や「お城」と呼ばれている建物は、両親が働いて買った山を売って建てたものであり、私は一円も出していません。
(そこまで税理士の商売では儲かりません)
なぜかその後、奇病の服薬を勝手にやめたら病気は徐々に治ってきて、どうやら30代を過ぎても生きていけそうだとわかったとき、お金のために働くというよりは、お世話になった親の近くでマイペースでのんびり仕事がしたいという かなりいい加減な動機で税理士試験を受け始めました。結局、税理士になっても楽はできずに経営を拡大し続けていますが。
=======================

A.1
税理士試験の良い点は、早慶等の学歴があればキャリアのやり直しが30歳を過ぎてもできる点にあります。
実際、私自身、25歳から勉強を始めて2年間税理士試験に専念し、社会人になったのは28歳直前でした。

税理士法人TOTALにはその他にも30過ぎまで職歴が全くなかった男性が二人います。私はどちらも正社員で採用しましたよ。
2人とも司法試験元受験生です。

A.1−1
(会計事務所と関係のないアルバイトをしながら勉強した後、)社会人(正社員)として働いたことのない既卒というのは、(会計事務所に正社員として)採用される可能性はあるのでしょうか?

税理士試験で2~3科目合格後なら、採用されるのはごくごく普通です。
早慶卒の青リンゴ様なら余裕でしょう。

A.1−2
(大学を卒業してから)社会人として働いたことのない既卒というのは、(アルバイトとして会計事務所に)採用される可能性はあるのでしょうか?

そもそも、会計事務所のパート募集は、お茶出し・電話番を兼ねることが多いので女性が有利です。
それでも、最近は人手不足で、男性の入力補助者を募集する税理士事務所も増えてきました。その中には受験生や主婦の便宜を考えて、時短・残業なしなどの例も増えてきました。
家の近くの会計事務所で丹念に探せば、きっと採用されると思います(入力補助者が通勤時間が短く、コストを下げられるかは、経営者にとって結構重要です)。
ただ、忙しくて人手不足の一部の事務所では、パートにかなり無理な残業をさせるケースもありますので、中堅以上の税理士法人・若手所長の会計事務所の入力補助者の募集の際は、運用の実態を確認する必要があります。
(独身男性は忙しい時に無理が効くので頼りにされます。悪いことではありませんが、受験との両立では苦労します)

A.2 ある程度勉強をしてから就職活動をすることをお勧めします。

税理士試験は、学力の高さはあまり関係ありません。速さと記憶力が重要になります。
今より若い時はありません。
税理士資格を取れないと、会計事務所に勤務し続けても、いずれ40歳も過ぎる頃、無資格という負い目を感じ、
小さな会計事務所なら事務所の消滅時に転職できるのかという問題が生じますし、
(高齢の「男性」職員の転職は厳しいものがあります)
大きな税理士法人なら、無資格者のポジションには限界があります。
もちろん、税理士として独立することはできません。
他の仕事を探した方が良かったということになりかねません。

働きながらでも官報合格も十分可能な科目の目安としてはできれば3科目合格以上が望ましいと思います。
首都圏の場合、社会人向け夜間・週末大学院が充実しているのでどうしても残り2科目合格できない場合でも、大学院に進学ということができます。
地方政令指定都市とのことですので、大学院免除のできる社会人向け夜間・週末大学院があるかどうかは確認してみてください。
ちなみに、通信制の東亜大学院は、倍率・難易度の面で必ずしもお勧めできません。他に手がない場合の最終手段くらいの位置づけが良いと思います。

個人的には、家庭環境が許すなら税理士試験に2年程度専念してもらいたいのですが、
パートをしながら勉強をする覚悟なのは、ご家庭の事情もあるのかもしれません。

青リンゴ様の若さと学力なら
受験専念なら
初年度で、簿記論、財務諸表論、法人税法(所得税)の3科目を受験する。
2年目は、落ちた科目+他の税法2科目

アルバイトをしながら受験する場合は
初年度は簿記論、財務諸表論で同時に勉強する(∵重複する部分も多い)。
2年目以降は1年一科目を目標に地道に勉強を続ける。
それでもスタートが早いので30前後では税理士になれるような気がします。

<税理士の学歴 早慶卒>
税理士試験合格者の約8割以上が大卒ですが、
「税理士の学歴」はこちら
税理士試験受験生の中では、(ごく一部の旧帝一工等の国立大学を除き)早慶卒はほぼ最上位層になります。
23歳のスタートなら地道な努力を続けられれば、比較的早く、税理士になれると思います。
仕事と受験の両立、ぜひ頑張ってください。




※なお、この件に関するコメントは下記のコメント欄をご利用ください。

新規のご質問はここをクリック してください。

また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら

2014年08月21日

20代後半女性、税理士事務所に就職すべきか 科目合格を目指すべきか

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

税理士事務所・税理士法人の採用シーズンも佳境を迎えています。

今年は、例年になく売り手市場で大原やTACの就職情報誌がいつになく分厚くなっています。
特に中堅以上の税理士法人の人不足は深刻で、会計事務所「経験者」はどこでもひっぱりだこです。
未経験者にとってもずいぶん広き門になってきています。

内定を複数持つ人も多く、中には5個以上という強者(つわもの)も。
税理士法人TOTALを選んでくれた方も多いですが、
他の会計事務所を選択なさって残念ながら縁がなかった方もおられます。

ご質問はここをクリック

maco様からのご質問です。

■年 齢 26
■性 別  女
■資 格  簿記2級
■職 歴  アルバイトのみで接客業中心
■学 歴  日東駒専よりワンランク上程度
■会計事務所経験 なし
■居住地 首都圏

お忙しい所申し訳ありません。

私は、大学卒業後は受験に専念し、今回で2回目の受験でしたが(簿記論 財務諸表論)、あまりいい結果が得られません。

Q.
アルバイトで構わないので、会計事務所さんに応募をしたいのですが、
(1)科目合格するまでは控えた方がいいのでしょうか
(2)社会人として、一旦社会に出ながら資格の勉強をするべきなのでしょうか

非常に悩んでいます。


A.
今年(平成26年 第64回)の税理士試験は、簿記論(と法人税法)が極端に難しかったようですね。
せっかく頑張ったのに手ごたえが感じられなかった方も多いのではないでしょうか。
財務諸表論も、難易度、分量共に例年以上で、経験が浅い方は苦戦しているようです。
こういう年は、合格ラインも読みにくいので過度に悲観しても仕方がないと思います。
無駄に試験結果を待つのではなく、今後に向けて人よりも先んじるように努力したいものです。

もっとも、「そんなに上手に切り替えできないよ」という声が聞こえてきそうですが。

maco様の場合、もうご自身の中で答えは出ていると思います。
(アルバイトで構わないので、会計事務所さんに応募をしたい)

(2)社会人として、一旦社会に出ながら資格の勉強をしましょう。

これを書くと、ネットでは男女差別・時代錯誤と非難されたこともありますが、一個人の私的見解だと、笑ってお許しいただけると幸いです。
女性の場合と男性の場合では、この問題に対する私の回等は若干異なります。

20代後半女性の場合は、

(1)の科目合格するまで就職を控えるべき人は、
人生の優先順位一番が、税理士試験の合格というかなり偏った方の場合に限られます。

会計事務所は、結婚、出産、旦那さんの転勤等にも対応できる、日本中どこにでもあり、経験さえあれば比較的中年になっても再就職が容易な素晴らしい仕事だと思います。
また、受験に長く専念すると、職業人としても育つ時期が遅れますが、それ以上に、恋愛・結婚等のプライベートを充実させることも難しくなります。
アルバイトで入っても、受験や仕事の状況で正社員になることは容易でしょう。

それに何より、今は空前の売り手市場です。アルバイトでも比較的、気に入った事務所を選びやすい状況です。

まずは、税理士事務所に就職し、大変ですが、試験との両立を頑張ってほしいと思います。

参考までに

20代後半男性の場合は、
税理士資格を取れないと、会計事務所に勤務し続けても、いずれ40歳も過ぎる頃、無資格という負い目を感じ、
小さな会計事務所なら事務所の消滅時に転職できるのかという問題が生じますし、
(高齢の「男性」職員の転職は厳しいものがあります)
大きな税理士法人なら、無資格者のポジションには限界があります。
もちろん、税理士として独立することはできません。
他の仕事を探した方が良かったということになりかねません。

このため、男性は、30代のうちには税理士資格を取得できるようにすべきでしょう。
(1)税理士試験科目合格するまでは就職は控えた方がいいでしょう。
ただし、受験専念は最大3年までにすべきで、その時点で1科目の合格もないようなら、残念ながらあまり税理士試験に適性はないというべきでしょう。
この間に2科目以上、できれば3科目合格しておけば、官報合格も働きながらでも十分可能です。
また、どうしても残り2科目合格できない場合でも、大学院に進学ということもできます。

(2)税理士試験ゼロ科目で、社会人として、一旦社会に出ながら資格の勉強をする方が良いのは
経済的な事情で受験専念ができない場合や、地頭がかなり優秀かつ自分を律するのが得意な方の場合などに限られるように思います。
20代後半から記憶力やスピードは落ちますので、できるだけ若いうちに試験勉強を進めることを男性にはお勧めします。

今月末、男性税理士の結婚式が予定されています。彼は官報までに年数がかかり苦労していましたが、今は公私とも充実しておられます。
私はスピーチが苦手なので、頭を悩ませています。


※なお、この件に関するコメントは下記のコメント欄をご利用ください。

新規のご質問はここをクリック してください。

また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら

2014年08月04日

会計事務所・税理士事務所の新卒採用

先週の税務調査が無事に終わってほっとしている
税務調査に強い?税理士法人TOTALの高橋寿克です。

税理士試験が明日からいよいよ始まります。

税理士法人TOTALのスタッフは、仕事と受験の両立に努力してくれています。
本当に頭が下がります。
努力した分、力を出し切って欲しいと願っています。
今年は去年以上の官報合格者・科目合格者が出てもらいたいものです。
(「第63回税理士試験 合格者発表!」はこちら

ご質問はここをクリック


税理士試験が終わると、大原簿記学校やTACの合同就職説明会が開かれ、税理士事務所の採用は8月いっぱいが1年で最大の山場になります。
8月20日過ぎには9月入社の方の内定が出そろうので短期決戦になります。

税理士法人TOTALは、年間成長率が今年は30%を超えているので、通年採用を行っています。
9月採用も、試験前から行っているのでそこまで短期決戦ではありません。
合同就職説明会は、たくさんの就職希望者とお会いできますが、あわただしいのが欠点です。
当社は残念ながら合同就職説明会に今夏は参加しません。
(今冬も参加しないかも)
できれば本当に当社を志望してくれる方とじっくり向き合った採用活動をしたいと思っています。
ご興味がある方は、いつでもご応募お待ちしています。
税理士法人TOTALの採用情報

今年は中堅以上の税理士法人の人不足が深刻で売り手市場になっています。
特に会計事務所「経験者」はどこでもひっぱりりだこです。
もっとも甘いのは今だけで、入社したら仕事の山が待っているかも…(笑)

税理士法人TOTALは会計事務所経験の有無はほとんどこだわりません。
実際、会計事務所経験者と未経験者の比は
4 : 6 で未経験者の方が多くなっています。
(応募者も未経験者の方が多いです)
 「経験者」は経験を活かして、
 「未経験者」は素直に 
頑張ってもらえたらと思います。

以前は当社は本当に人が採用できませんでした。
知名度も低いし、環境も、給与も、仕事にも魅力が足りなかったのでしょう。
7年くらい前にやむを得ず、社会人経験のない20代前半の未経験者を5人ほぼ同時期に採用したことがあります。
ほとんど新卒同様で、
・学生のノリで飲み会で先輩に無礼を働く人
・明るい挨拶(だけ?)が取り柄の体育青年、
・挨拶がどもり、電話にも出れない人
まあ、大変でしたね。

あれから7年たって、同期5人は…



・3人の男性は税理士になりました。
・1人は4科目合格で、今年の官報合格を目指しています。
・最後の一人の女性は、受験生ではありませんが、税理士の妻となって働いてくれています。

今と比べるとはるかに劣る環境の中でも、人は、成長していってくれるようです。

すでに独立した者、これから独立する者、さみしいですが、止めることはできません。

税理士法人TOTALは、今までに、23名の税理士を輩出し、独立した税理士も14名になりました。
それぞれの道で頑張っています。
(なお、税理士の採用も行っているので平成26年7月現在では21名の税理士・税理士有資格者が在籍しています)

去年、新卒採用を行いました。
今年も引き続き、新卒の方を採用しました。

きちんと持てる力を伸ばして、立派な会計人になっていってほしいと思っています。



※なお、この件に関するコメントは下記のコメント欄をご利用ください。

新規のご質問はここをクリック してください。

また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
ご質問の前に、同様な質問が無いかご確認いただけると幸いです。
「過去の質問」はこちら

Profile
自己紹介
税理士

高橋寿克

東京・横浜・千葉・埼玉の総合士業グループ(税理士、司法書士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士)
TOTALグループ
総合サイト


お問い合わせ

会社設立・借入相談から相続・事業承継、医師・医療法人まで
起業家・資産家支援のサービス業として、
あなたと共に歩み、
あなたと共に成長したい


「日本一良い総合士業事務所」
を目指しています。

■ 東京本部(秋葉原駅)
TEL 03-5577-5065
■ 新宿本部(新宿三丁目駅)
TEL 03-6380-0839
■ 横浜本部(横浜駅)
TEL 045-900-9031
■ さいたま本部(大宮駅)
TEL 048-606-9040
■ 西東京本部(田無駅)
TEL 042-464-8390
■ 所沢・東村山本部(新秋津駅)
TEL 042-395-3044
■ 船橋駅前本部(船橋駅)
TEL 047-770-9000
■ 船橋塚田本部(塚田駅)
TEL 047-438-3001


税理士、司法書士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士
スタッフ大募集中
TOTALの求人情報については
詳しくは当社HPで
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
twitter
記事検索
最新トラックバック