2008年10月

2008年10月06日

公務員・財団法人職員から会計事務所への転職

東京都千代田区と千葉県船橋市の税理士法人、司法書士・行政書士事務所TOTALの高橋寿克です。

Q、ayumi様よりのご質問です。
’齢:28歳
∪別:女性
資格:簿記2級勉強中(2009年2月受験予定)
たξ髻Т姥庁総務(2年)、財団法人(事業規模8千万円)経理(3年目)
コ慘髻中堅大学
Σ餬彁務所勤務経験:なし
У鐔暫蓮東京
┐修梁勝Ц什澆凌場の勤務時間は、ほぼ毎日9時から19時まで(残業含む)です。
事業総務の傍ら、経理業務全般を担当
税理士という仕事に志を持ち、まずは簿記から勉強を始めたところです。
会計事務所や一般企業の会計部門の職歴を積むために転職活動をした方がよいか悩んでいます。
財団法人での経理の経験がどの程度評価されるのか、あるいは全く評価されないのか、ご教示いただければ幸いです。

A、
ayumi様の職場の状況が正確にはわからないので一般論になります。
言い過ぎがあったらごめんなさい。

官公庁・財団は、ルールをきちんと守っているか
手順がしっかりしているか、いかにミスをしないかが評価の基準になります。
会話も穏やかですし、職員さんは素直な方が多いような印象を受けます。
組織内部の人間関係を気にする必要がありそうですが
外部の意見や環境にはそれほど影響されませんし、
効率や生産性を強く言われることは少ないでしょう。

通常の会計事務所は、個人事業であまり利益の余裕がなく
教育体制やルールそのものに不備があったり
会話も若い先生なら激しい言葉のこともあるでしょう。
結果や効率が重視され、一人当たりの生産性もはっきりとわかります。
内部の人間関係で言えば、
(もちろん上司や周りとうまくやった方がいいですが、)
結果さえ出せれば、所長(一部、お局さん、番頭さん)以外の関係はあまり気にする必要はありません。
その代わり、お客様の評価はお金を払っているだけにはっきりしています。
きちんとした気遣い・誠意がないと話し相手になってもらえません。
逆に、気に入っていただければ心からの感謝の言葉をいただけるでしょう。
(会計事務所の担当者は経営者の良き相談相手です)
繁忙期と閑散期の差が激しく
繁忙期は週末出社、夜遅くまでの残業もあるかもしれません。

お役所と民間の違いという感じでかなり雰囲気が違います。
これを自分を磨くためではっきりしていて面白いと考えられるか、不規則・不安定と感じるかです。

もっとも、普通の民間企業から転職してきた人は
だいぶ、ぬるい職場だと思うレベルです。
BIG4や準大手は、12時過ぎも当たり前ですが
それ以外なら繁忙期でも10時過ぎれば大概帰りますし、
女性にはそこまでさせない事務所のほうが多いでしょう。

(うちの税理士法人は男性は遅いこともありますが
女性は9時を過ぎることはまれです。
子育て中の女性は6時半に原則いなくなります。)

本題の財団法人の経理の経験ですが
事務が出来る・きちんとした社会人経験があるという評価でしょう。

税理士になろうとする場合、
今の職場の安定した環境で、勉強を続けて3科目以上合格してから(最終合格でもかまわない)転職する方法と、
試験と仕事の両立に理解がある会計事務所に勤務して実務を覚えながら合格を目指す方法があると思います。

会計事務所は専門職なので一般的な経理経験よりも
税務や会計知識そのものが重視されます。
税理士試験の受験歴や会計事務所の職歴が評価されます。
その専門性ゆえに、結婚・ご主人の転勤や出産の際の再就職も容易で会計事務所を選ぶ女性も多いようです。

2008年10月05日

大学院のレベルと大手税理士法人への就職

税理士法人、司法書士・行政書士事務所TOTALの
高橋寿克です。

Q、まさ様よりのご質問です。

■学歴 大学4年生

将来は中堅or大手法人で働きたいと考えています。
今、大学院の受験シーズンで一校、レベルは低いのですが、
会計職の大学院に合格しそこに行こうかと考えています。

大学卒業と同時にレベルの低めな大学院へ行って卒業後はたして中堅or大手税理士法人にはいれるものなのか
大学から院へいき、免除で税理士となったものを受け入れてくれる中堅or大手法人はあるものなのか、大学院のレベルの違いは影響してくるものなのか知りたいです。

A、
大学院免除の注意点(実務未経験者)はこちら

税理士法人TOTALは、大学院免除については採用で区別しません。
実際、大学院免除者も在籍していますし
現在働きながら大学院に通っているスタッフもいます。
来年も一人入学予定です。

繰り返しになりますが
中堅以上の税理士法人は大学院免除を受け入れます。
ただ、一定のポテンシャルの高さ・若さを要求します。

若さは20代前半で問題ないですよね。
(社会人経験なしで30過ぎると難しいです。)

ここでいうポテンシャルは
人柄、コミュニケーションスキル、学歴等です。

ご質問の「学歴」は大学院についてはほぼ考慮しません。
(東大・早慶クラスは評価しますが大学院免除には使わないですよね)
仮に3流の大学院だったとしても税理士免除のためとわかればあまり評価に変化はないでしょう。
税理士登録後、HPや講師紹介の経歴に、ちょっとかっこ悪くてのせにくいのが欠点かな。
評価・検討する学歴は高校や大学でしょう。

まさ様の高校・大学のレベルが高ければ(BIG4ならMARCH以上、出来れば早慶以上)大学院の学歴については気にしなくていいと思います。

あとは、勉強漬けで頭が大きくなりすぎて性格がゆがんだり、コミュニケーションスキルがないなどなければ、おそらく、大手・中堅の税理士法人のいくつかに採用されると思います。

2008年10月04日

女性の子育てと仕事の両立 と 独立

東京都千代田区と千葉県船橋市の
税理士法人、司法書士・行政書士事務所TOTALの
高橋寿克です。

Q、もとはし様よりのご質問です。
■年齢 34歳 女性 妊娠3ヶ月
■学歴 4年生大学経済系学部卒
■職歴 大手食品メーカーでマーケティング職10年
■専業主婦 2年
簿記会計には一般的な知識のみです。
マーケティング以外の職で
出産後に子育てしながら長く働くことを願い
妊娠中・子育て中の税理士資格取得を検討。
(1)資格がとれたとしても厳しい現実が
待っているのではないかと迷っています。
資格取得は非常に難関かと思いますが
それは最大限頑張るしかないと思っています。
(2)私のような経歴で将来、独立をするには
どういった条件が必要ですか?

A、
=========================
もとはし様 ということで緊張しました。
私は独立前、本橋義正税理士事務所に勤務していました。
優しい先生で、大変お世話になりましたが恩返しが出来ていません。
いつかはとも思うのですが
この恩は、うちのスタッフに返す形になるのかもしれません。
=========================

妊娠おめでとうございます。
うちの事務所でもこの一年で5人の出産があり
現在、産休中2名、産休取得予定2名、
男性の育児休業取得予定者もおります。
私も子供の成長を楽しみにしています。
(速すぎるのが残念です)

(1)数年、受験をがんばって女性で「有資格者」なら、
標準的な税理士業務を行う独立に適した会計事務所に
40歳前後までなら採用されるでしょう。
税理士業務は\賁臈な技術・経験と▲灰潺絅縫院璽轡腑麈塾呂必須です。

/Χ叛賁膕箸箸靴討笋辰討いためには
密度の濃い仕事を、一定の期間内に集中して経験する必要があります。
40代半ばになると、それまでの経験を活かして、
発展させ、管理する側に回ることになります。
この経験は普通の会計事務所では5年くらいかかります。
(うちでは2年でできるよう工夫しています。
逆算して、42歳の会計事務所未経験者の採用実績があります。)
管理・経営ではなくスペシャリストを目指すならもう少し年齢の猶予があります。

∪罵士のお客様は中小企業の経営者・資産家で、勝っている方ほど
直接的で、かなり速いコミュニケーションをします。
飾り気がなく、やさしく、計算された、速い気の使い方が求められます。
形式的で上品な大企業の文化との違いを理解しないと、
(これは中小企業経営者には、「冷たい」、「誠意がない」ととられます。)
もとはし様が拒否反応で、当初は品がないと感じる場面も出てくるかもしれません。
心配しなくても訓練で身に着けることが可能です。

なお、税理士は穏やかな、職人気質の方が多く
貴女のマーケティング歴はきっとお客様の役に立つことでしょう。
キャリアに無駄はないというのが私の持論です。
30代までの経験をいかに今後の仕事に生かせるかが問われます。
当事務所のスタッフも30代の転職者は前職のキャリアがきちんと生きていて驚くことがあります。

(2)もとはし様の独立に必要な条件
45歳くらいまでに試験に合格し、かつ 2〜5年程度の実務経験をつむこと
独立すれば、人気商売なので起業家の独立年齢とあわせて考えても50代での独立は厳しいでしょう。
実務経験が少なくて独立すると後で行き詰まります。
中小企業向きのコミュニケーションスキル
マーケティング経験を活かすこと
っ尭瓩気鵝Δ子さんの理解・協力 または家事・育児の手抜きを気にしないこと

子育てとの両立のためには独立する方が良いと考えがちですが、
実際には自由業は不自由業です。
少なくともある時期、長時間の仕事は当たり前ですし、
自分や子供が病気になってもあなたの代わりはいません。 
営業もしなければなりませんし、人を雇えば労務管理で絶えず気を遣います。
自分のペースで生きようと思っても楽になるのは相当先です。

それでも独立するのはやりがいがあるからです。
お客様に感謝され、社会から評価されます。

女性の場合、独立しなくても
会計事務所・税理士業務は
営業ノルマも、急な対応も少なく、時間も比較的融通が利きます。
他の業界出身の方でも出産後等の再就職に向いています。
家事と仕事の両立がしやすい職場であることは言うまでもありません。

2008年10月03日

女性のセカンドキャリアとしての会計事務所・税理士事務所への転職

税理士法人TOTALの高橋寿克です。

Q、やすこ様よりのご質問です。
■年齢35歳 女性 中堅四年制大学経済学部卒
■資 格 日商簿記検定2級、証券アナリスト1次
■新卒後 中堅証券会社で1年間営業
■4年間 新聞社経済部で決算報道のアシスタント
■3年間 証券系コンサルティングでアシスタント
■2年間 株式公開コンサルでコンサル見習い
     →業績悪化で解雇
■現 在 派遣社員として外資系証券の投資銀行
     部門でアシスタント
     →アメリカの大不況で解雇
会計事務所未経験で下記の状況でチャレンジ可能かどうか。
当面はアルバイトで就業できればと考えています。
まずは簿財2科目合格を目指します。事務所でアルバイトしながら勉強すべきか、手っ取り早い派遣で生活費を稼ぎながら合格を目指すべきか、アドバイスいただきたいと存じます。

A、証券会社、公開支援、外資系と激しく華々しい職歴ですね。
給料が高い分、結果責任を問われ、安定しない働き方でプレッシャーもきつかったことと思います。お疲れ様でした。
セカンドキャリアについては、今後どのような働き方をしたいかだと思います。
(1)時給が高い、外資、大手事務所等華々しい職場を希望する場合
正社員希望なら税理士科目合格が必須になります(できれば法人税か消費税も)。
それまで派遣等で生活費を稼ぐという選択肢もありえます。
ただし、個人的にはあまりお勧めできません。
働きながらだと、35歳という年齢を考えると
税法科目はもちろん、簿財でも必ずしも楽ではありません。
合格まで時間がかかるようなら、華々しい会社ほど仕事がきついので年齢制限が事実上存在するでしょう。

(2)事務スタッフとして入社する場合
これが可能なら良いかもしれません。
最初の給料は高くないかもしれませんが仕事さえ出来れば給与も上がるだろうし、仕事の幅も広がっていくでしょう。
この場合、無理にアルバイトで税理士試験を受験するよりもやすこ様の場合は、ある程度の時間を仕事にあてて業務を覚えることが望ましいでしょう。
会計事務所の仕事は、地味ですが、熟練の職人仕事という側面があり、若いうちに作業を体で覚えておく必要があります。年齢的な猶予はほとんどありません。
もちろん、勉強は生涯必要ですし、余裕を見て受験をすることはすばらしいです。
ただ、どうしても税理士になりたい、独立するんだという場合を除き、女性のセカンドキャリアとして考えると受験を意識しすぎる必要ははないように思います。
思っているよりも35歳からの税理士合格は大変です。


女性の場合、会計事務所は
営業ノルマも、急な対応も少なく、時間も比較的融通が利きます。
家庭と仕事の両立がしやすい職場です。
他の業界出身の方でも出産後等の再就職に向いています。

ただし、欠点は
・中小企業なので所長によってまったく職場環境が違うこと
 やすこ様の場合、きちんと就職先を選ばないと、環境の変化になじめず
 会計事務所の悪いところに目が行き過ぎる危険性があります。
 良い事務所かどうかでスタッフの質も違います。
 (当税理士法人の場合、独身女性の社内恋愛・結婚率は高いです)
・所長が高齢で後継者がいない場合は将来の保証がないこと
 所長が50代以上の事務所は比較的給与水準は高いのですが
 業務の標準化が遅れているため、高齢になると同業への転職は困難です。
 若いうちは事務所を移ることも可能ですが、
 35歳を過ぎると「就職」というよりは「就社」になります。
・最初のうちの給料は安いこと
 少しづつあがっていくので長く勤める場合は高額ではないが標準的。

事務所でアルバイトしながら勉強すべきか、
手っ取り早い派遣で生活費を稼ぎながら合格を目指すべきか
というご質問と回答がずれていますね。

私見は、35歳、女性、未経験の場合
派遣は会計業界で長く働くつもりならやめた方が良いでしょう。

それよりは事務所のアルバイトの方が良いですが
できれば、事務職員でも正社員かフルに近い時間働いて
まずは仕事を覚えて状況しだいで受験することをお勧めします。

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高橋寿克

東京・横浜・千葉・埼玉の総合士業グループ(税理士、司法書士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士)
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