2008年06月

2008年06月28日

専門学校卒・無資格・社会人経験なし 会計事務所への就職

東京都千代田区と千葉県船橋市の税理士法人TOTALの税理士 高橋寿克です。

まこ様より引き続きご質問です。
=============
Q1.
無資格、社会人未経験は、専門卒なので書類選考から通りにくい!そんなことはありませんか?
A.
残念ながらあります。
資格を取った方はそのための努力をしたこと、一定の知識があることが証明されます。
社会人経験があるということは、一定のマナーや考え方が身についているということです。
また、大学卒も、大学によりますが、一定の学力及び高校時代にまじめに勉強できたことの証明です。
それがない人が不利になることはやむを得ません。

会計事務所は学校でもボランティア組織でもありません。
他の税理士法人・税理士事務所との厳しい競争にさらされており、利益を上げないと存続すら出来ません。
せちがらい・悲しい話ですが、残念ながらどこの事務所も、生産性の低い人間・利益を生まない人間を抱え続けることはできないのです。

それでは、それがない人間は採用されないのでしょうか。
そんなことはありません。資格はこれからでも取れますし、
まずは零細事務所でも正社員で採用してもらえば、きちんと努力して(転職・事務所移転も含めて)ステップアップも可能です。

Q2.
自己PRで熱意を伝えるしか方法はないと考えているんですが、採用者側は書類選考では何を重点にされているのでしょうか?
A.
実績や資格がない場合、マニュアル等には熱意を伝えろと書いてありますね。
一般的に、社会人経験がない人の採用は、その人の将来性に期待してのものです。
熱意は要素のひとつに過ぎません。
当税理士法人の場合、選考基準は、性格のよさ、地頭、コミュニケーションスキル、一緒に仕事をして楽しいかなど、
〜あなたと共に成長したい〜と考えられるかです。
書類選考でも、内容、字、文章表現能力等でこれらのうちかなり多くのことがわかります。

当税理士法人のスタッフのうち
社会人未経験者は3割、会計事務所未経験者は8割、
簿記3級すらなかった者も複数名います。
専門・高卒が3割(逆に国立・早慶卒でも書類選考落ちもあります)
なお、書類審査、面接はそれぞれ2〜3倍です。
ですから条件が悪ければ数十件の事務所に資料を送らなければ採用されないケースもあるでしょう。
(就職氷河期の学生のようですね)

なお、大昔ですが私も何件かの事務所で不採用でした。
縁があった事務所で努力して、2事務所以内で5年くらいがんばれれば(転職グセは専門職は技術が蓄積しないので伸びにくいでしょう)、すばらしい会計人になれると思います。

いろいろな事務所があります。事務所によって求める人物も違います。
あなたを必要としている事務所があることを信じてがんばる以外ありません。

がんばり方はあきらめずに会計事務所に就職する方法もどうぞ

2008年06月18日

公認会計士受験生の転進 社会人経験なしの派遣の危険性

税理士事務所の就職・採用情報
税理士法人TOTALの高橋寿克です。

まこ様よりのご質問です。
Q、
’齢23歳
∪別 女性
8認会計士試験の受験経験あり
 今後、税理士の勉強に転化し、夏に簿財の受験予定。 
せ餝福(躓1級
ゼ駄碍亳海覆
税理士事務所への就職を希望しています。私が通う受験学校の就職専門スタッフで相談してみたのですが、「税理士科目を取得していないと就職は難しい!」と、派遣を勧められました。
今日はじめてこのサイトを目にしたんですが、学校に頼らず、これからはもっと自分から行動を起こして就職に一歩でも近づこうと、決意は固く決まりましたが、こんな私でも就職は本当に可能でしょうか?また、留意点などありましたらアドバイスをいただけたらうれしいです。

A、
簿記1級を合格していること、簿財を受験予定であること
間口がやや広い女性であることから、実務経験や3科目合格を必須としているBIG4他を除き就職は可能でしょう。

もし、不採用が続いたとしたら
募集のミスマッチ(事務所の特徴をきちんと分析しましょう)かコミュニケーション能力不足のケースかな。

少なくとも、首都圏は現在も売り手市場です(2008年時点です)。
就職できないという受験学校の意見は理解に苦しみます。
うがった見方をすれば、まこ様を派遣社員として抱えたいということなのかもしれません。

短期的なお金だけで安易に派遣を選ぶ人がいますが
新卒で、社会人経験なしに派遣社員になるのは危険です。
社会人として必要な研修もなされないし、責任感の欠如の元です。
そもそも、秋葉原の事件を見るまでもなく派遣は
常に解雇の危険性と隣り合わせですし、スキルアップも望めません。
正社員とは壁もあり、帰属意識のなさは精神的につらいでしょう。
派遣労働とは諸外国では、技術がある人が、時間と技術を売る仕組みです。
日本の派遣制度は大きな欠陥を抱え、たくさんの事件を起こしていますよね。

繰り返しになりますが

派遣は将来賃金や、独立のための技術獲得で大損です。
格差社会の「負け組」に確定しかねません。

留意点があるとすれば
1、大手、中堅は必ずしも新卒を歓迎していないということ
新人社員教育にはコストがかかります。
会計業界は、最大手でも数百人という中小企業のためノウハウの蓄積が不十分で
定着率の低さとあわせて投資コストに見合わないと考えます。
税理士法人TOTALも昨年は社会人経験がない新人を4人採用しましたがなかなか大変でした。
いくらポテンシャル採用のうちでも今年は経験者が欲しいのも本音です。

2、正社員とは名ばかりで派遣要員として採用している中堅会計事務所もあること
それを明示している税理士法人もありますが、中には入社するまでわかりにくい会計事務所もあります。
お客様からの派遣需要は中堅事務所ならありますし、派遣は実は儲かります。
うちは、新卒にそこまでして儲けたくないので行っていません。

見破る方法は、面接の際に業務内容を聞くのが一番です。
スタッフ数と顧問先法人数が1:10程度あることを確認するという手もあります。
派遣が多い税理士事務所はスタッフ数に対して法人数が極端に少なくなります。

なお、経理派遣と正社員 もご覧ください。

2008年06月04日

税理士・会計事務所への転職〜介護関連の仕事から

東京都千代田区と千葉県船橋市の税理士法人TOTALの
税理士 高橋寿克です。

じゅん様よりのご質問です。
=============
Q、
’齢30歳
∪別 女性
資格 簿記3級
し亳魁〃侏・会計事務所経験なし
タΧ函_雜酳〇禹楡澆了務職員
γ亙在住

勤めて6年目ですが、周りは専門職が多く、私も専門職でお客様へサービスを提供できる仕事をしたいと思い、簿記論受験予定です。
現在資格が簿記3級のみです。要件に最低簿記2級が多いので試験が終わり次第、受験します。
年齢や経験、気持ちの面からも早めの転職をしたいのですが、未経験・異業種なので、どのように転職したらいいのかわかりません。求人には経験者、科目合格者、企業の経理経験者等の要件がありました。地方なので求人情報も少ないです。
とても厳しい状況にあると思います。不安なので仕事を続けながらの転職を考えてます。アドバイスをいただけたらと思います。

A、
税理士業務は専門知識を必要とするサービス業だと私は認識しています。
女性にとっては、家事・育児と仕事の両立がしやすいというメリットもあります。
理解のある事務所に就職する必要がありますが
(うちを含めてそれなりにあるでしょう)
他産業よりも地域による需要の差が少ない産業でもあり、
ある程度の事務所は本当の田舎以外はある場合が多いでしょう。

ただ、地方は都市部ほど情報量がないので、職安の求人票等を参考に履歴書をたくさん送りましょう。税理士会の支部に履歴書を預ける手もあります。
求人票等が少ない場合はクチコミ、ネット、電話帳等で興味がある事務所に
「就職活動をしているのですが履歴書をお送りして良いですか」
と自分から電話をして確認してみるなど積極的に動いてみましょう。

多くの事務所の面接を経験してして
所長に具体的な内容を質問・確認するのが良いと思います。
(会計事務所は個人事務所が多く、所長次第で大きく変わることが多い)
その際に、スタッフの動きにも注意してみてください。

なお、男性は経験者、科目合格者優先のケースが多いですが
女性の場合は補助的な仕事もしてもらうことが多いので間口はやや広いと思います。
簿記3級と2級で大きな評価差はないので結果を待たずに
「簿記2級、簿記論は受験中です」と言うことで就職活動を進めて良いのでは。

=============
ちょっと辛口コメントです。読み飛ばしてかまいません。

介護関連の仕事は、一部を除き、国によって価格が決められるケースが多く
また、その価格も労働環境が社会問題になっているように
若い人が将来設計をしにくい、そもそもボランティア精神を前提としているかのような低い金額です。

このため、介護関係は医療法人系の一部の施設を除き
給与水準が低く、さらに事務職はその中でも低いでしょう。
現時点では全産業中最もつらいグループかもしれません。
親族が介護施設にお世話になっていた経験から、
献身的で、大変なお仕事で頭が下がる思いです。
この後、少し改善されるのではと期待していますが
高齢化のスピードを考えると残念ながら過大な期待はしにくいです。
おそらく、近い将来、東南アジアから労働者を受け入れないと日本人だけでは成り立たないかもしれません。

会計は、安定した仕事ですが、コンピューター化が進み、
専門性とコミュニケーションスキルをより求められるようになっています。
ある程度のポテンシャルと継続した努力が求められます。

Profile
自己紹介
税理士

高橋寿克

東京・横浜・千葉・埼玉の総合士業グループ(税理士、司法書士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士)
TOTALグループ
総合サイト


お問い合わせ

会社設立・借入相談から相続・事業承継、医師・医療法人まで
起業家・資産家支援のサービス業として、
あなたと共に歩み、
あなたと共に成長したい


「日本一良い総合士業事務所」
を目指しています。

■ 東京本部(秋葉原駅)
TEL 03-5577-5065
■ 新宿本部(新宿三丁目駅)
TEL 03-6380-0839
■ 横浜本部(横浜駅)
TEL 045-900-9031
■ さいたま本部(大宮駅)
TEL 048-606-9040
■ 立川本部(立川駅)
TEL 042-508-9008
■ 西東京本部(田無駅)
TEL 042-464-8390
■ 船橋駅前本部(船橋駅)
TEL 047-770-9000
■ 船橋塚田本部(塚田駅)
TEL 047-438-3001


税理士、司法書士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士
スタッフ大募集中
TOTALの求人情報については
詳しくは当社HPで
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
twitter
記事検索
最新トラックバック