2015年05月17日

税理士事務所と入れ墨

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。


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アウトロー様からのお問合せです。
■年 齢 21歳
■性 別 男
■学 歴 日東駒専(現3年生)
■資 格 日商簿記2級
■職 歴 なし
■居住地 千葉
■その他 勤務税理士かいずれは開業税理士になりたいと考えています。

初めまして。
大学3年生になり将来のことを考えるにあたり商業高校出身ということもあり税理士を目指そうと思っています。

しかし私は背中一面に入れ墨があります。数年前に若気の至りから入れ墨を入れました。入れ墨と聞くと日本では反社会的など悪い印象を持たれやすく、税理士は堅い職業のイメージがあるます。果たして私のような人が目指していいものかと思います。

そこで税理士を目指す、就職することで次のような不安があります。

Q.1
入れ墨があることで税理士事務所に就職する際や仕事上で不利になることはあるのか

Q.2
大きめの税理士事務所などでは健康診断や社員旅行などあるのか


A.1
入れ墨は、海外ではファッションの一部として肯定的な評価をする国もあるようですが、
日本の場合、ご指摘の通り反社会的勢力との関係が歴史的にあったため、差別や批判があります。

銭湯やプールでは、警察の指導もあり、入れ墨をしている人の入場を禁止しているところがほとんどです。

今話題の大阪市の橋下徹市長が、全市職員を対象に入れ墨調査を実施し、依願退職を求めたこともありましたね。

税理士事務所も、コンプライアンス重視の流れの中、反社会的勢力との取引を実質的に禁止しているところも多いでしょう。

このため、残念ですが、入れ墨があることがわかると税理士事務所に就職する際や仕事上で不利になることはあると思います。

そういえば、安室奈美恵さんが、SAMさんとの離婚の際に、亡くなられた母への思いを(覚悟を決めて)タトゥーにしておられました。それでも批判が多かったためか、最近、レーザー照射をしてだいぶ薄くなっておられます。
大阪市の場合も、依願退職の代わりに、入れ墨を消すことも選択させたようです。
可能なら、入れ墨を消すという選択もありえます。背中一面だと消すのも大変でしょうか。

A.2
(1)健康診断
従業員が一人の会計事務所でも、年一回は健康診断の実施義務があります(5年間の診断結果の保管義務もあります)。ただ、実際には中小事務所では行っていないところもあります。
逆に、大手の会計事務所は、ほとんど健康診断を行っています。
常時50人以上の労働者を使用する事業者は、労働基準監督署に健康診断の結果を報告する義務があります。
健康診断を受診させないと、事業者は50万円以下の罰金に処されます。
逆に従業員にも健康診断の受診義務があります。学校と違って、検診車が来て一斉にという方法ではなく、各自で事務所指定の病院に行く形が多いでしょう。

(2)社員旅行
社員旅行は、社員の親睦を深めるための行事ですが、最近は嫌う若者も増えてきており、以前よりは減ってきていると思います。理念重視の会計事務所やTKCの中堅会計事務所では比較的よくみられます。
BIG4や最大手でも社員旅行を行っているところもあるようですし、トップの意向次第でしょう。

====================
税理士法人TOTALは、かなり前から健康診断を行っており、一定のスタッフには(法定外の)「人間ドック」も受けてもらっています。

逆に、社員旅行は子育て中の主婦のみなさんの反対もあり、過去に一度も行っていません。
旅行は、有給や連休を使って家族や気の合う仲間といった方が楽しいかもしれませんね。
なお、年に数回の宴会は、(任意で強制していませんが)2次会まで事務所負担のためか? かなり高い出席率になっています
====================




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2015年05月05日

運輸業から税理士事務所への転職

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

GWもそろそろ終わりです。
会計事務所で働いている方は、休み明けは3月決算でお忙しくなりますね。
受験生は、実力判定公開試験等のテスト期ですね。頑張ってください。

税理士法人TOTALは、8月の専門学校(大原簿記学校とTAC)の就職説明会に久しぶりに出ようと思っています。
その前にも随時面接を行って9〜10月入社の内定を出しています。
今年は試験日程の都合で10月入社も増えるかもしれませんね。

早めのご応募お待ちしています。



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W.K様からのお問合せです。
■年 齢 23歳
■性 別 男
■資 格 簿記2級
■職 歴 運輸業:営業事務 正社員10ヵ月
■学 歴 専門学校卒
■会計事務所経験:10名前後、アルバイトとして12ヶ月目
■居住地 関西

初めまして。いつも参考にしております。

現在、就活中です。
就活を始めた理由が三点あります。
・身内が病気になり、家計を安定させる為
・私が入所して11ヶ月の間に、10名中、7名が退職し、入れ替わりが激しいこと
・粉飾に関する説明を受けたりデータを見て携わりたくないこと

退職者が多い理由は先生で、キツい口調でダメ出しをし、未経験が多い中、ついて行けず退職されました。
私も、少ない経験の中、一社担当をさせていただいた際、次々とダメ出しを受け、粉飾などの違反に関わりを持ってしまうのではないかと仕事が怖くなり、月次入力や補助業務で留まっています。
また、気分屋で雰囲気が悪い事が多く、それも一因かも知れません。

身内の病の事もあり就活をすると話した際、正社員のお話をいただきましたが断り、就活を始めました。

まだ怖さがありますが、この業界でのお仕事が向いてると感じ、主に税理士事務所を受けていますが、前職の浅さもあり「今の所で経験を積んだほうがいいんじゃないか」と言われることが多く、不採用が続いています。

わがままな希望ですが、今は身内の為、家計の事もあり、長く勤務し、実務での経験を積みたいと考え、おだやかな事務所はないかと慎重になっています。

蛇足ですが、前職では毎日、日を跨ぐまで仕事をしていましたが、お給料が今のアルバイトより低いという状況に一年を待たずして退職してしまいました。

Q.
こんな理由で就活を始めた私は甘いでしょうか?
面接でもうまく伝えられず辛く、どこまで話していいものかわかりません。

お厳しい意見でも構いません。
お忙しいとは思いますが、なにとぞお願いいたします。

A.
うーん、つらい道を歩んでこられましたね。ぜんぜん甘くないですよ。
お疲れ様です。この辛さをうまく理解できる会計事務所の所長が少ないのは残念です。
心と体に余裕があるうちに転職しましょう。

税理士には色々な産業のお客様がおられます。
私は、決算打ち合わせを年400社くらいしています(チェックはあと100社くらいしているので500社くらいです)。
決算打ち合わせの数は、おそらく日本で五指には入っていると思います。ひょっとしたら一番かもしれません。
このため、業種別の特徴はある程度わかります。

運輸業は、飲食業と並んで、おそらく労働時間が指折り長い産業です。
時給単価でも最安値を競っています。
飲食業は、ワタミ、王将、ゼンショー、マクドナルドなどの問題が表に出て改善に向かっています。
運輸業は、ここでドライバー不足が深刻になっていますが、コンビニチェーンやamazon等ネット通販のような大手荷主との力関係でもう少し時間がかかりそうです。

税理士事務所は、給与水準は普通です。
時間当たり単価も中小企業としては平均以上かもしれません。
(いわゆる「大企業」に比べればもちろん低いですが)

このため、女性や地域で生きていきたい方にとっては魅力的な職場になります。
もっとも、それゆえに応募者が多く、給与が上がりにくかったとも言えますが。
その会計事務所も、最近の人不足で応募者(特に受験生)が減り、時給は上がる傾向にあります。

税理士業界の欠点は、中小零細事業所が多く、所長次第の要素が強すぎること

当サイトのタイトルにあるように、
「税理士受験生の就職の悩み、税理士事務所・会計事務所は入社しないとわからない。所長次第のロシアンルーレット。」

これで業界外に行ってしまう方が少しでも減るように、一人でも多くの会計人が幸せになるようにこのサイトを書いてきているつもりなのですが…。

所長税理士は、スタッフの成長を求めて、きつい口調で言ってしまうこともあります。
ダメだし・きつい口調→嫌になって辞める人が増える→未経験者が多くなる→失敗→ダメだし・きつい口調→…
の悪循環ですね。
先生はおいくつくらいですか? 普通、50代になると落ち着くのですが、年配なのに個性的なのでしょうか。
30代〜40代前半だと成長意欲が勝ちすぎて無理をする所長税理士も目立ちますが。

それにしても離職率が高いですね。
年間で70%以上の離職率はさすがにあまりありません。

税理士事務所の平均離職率は年15〜20%くらいだと思います。

税理士事務所・会計事務所の離職率」参照

====================
税理士法人TOTALは、最近の年間離職率は10%くらいです。
うちは転勤族の主婦のパートの方も多いのでそのうち半分(全体では5%)が旦那さんの転勤等,避けられない家庭の事情による退職で、実質離職率は5%くらいです。
そのうちの半分(2.5%)は採用のミスマッチ、
残り(2.5%)が、独立、他業種への転職、体調不良等になります。
だいぶ落ち着いてきましたがまだまだです。
旦那さんの転勤は避けられませんが(多店舗展開して受け皿は増やします)、採用のミスマッチを減らして実質年間離職率を優良上場企業並みの3〜4%にするのが現在の目標です。
====================

「粉飾」の件は、税理士は公認会計士に比べてやや甘い傾向があります。
脱税は税理士法で懲戒ものですが、粉飾そのものでの懲戒はありません。
公認会計士は粉飾を見逃したら犯罪です。それが本来の仕事ですから。
中小企業の場合、金融や公共事業を考えると一定の配慮を必要とする場合もあるのが実情です。
これを合法的にどこまでどう処理するかが税理士の腕でもあります。
もっとも、やり過ぎると、下手をすると詐欺になります。銀行も最近では細かいとことを見てきますから信用を失うことになりかねません。どこまでが法律的、倫理的に許されるかは慎重な対応が求められます。
税理士法人TOTALでは、一部のお客様にはこちらから解約させていただくこともあります。

「今の所で経験を積んだほうがいいんじゃないか」と言われることが多いのは、
W.K様が、社会人経験が浅く、勉強が進んでいないので、
会計事務所経験をもう少し積んで(使いやすくなって)からきてほしいということのような気がします。
転職の条件に、一定の会計事務所経験や科目合格を求める事務所は多いですから。

転職を伝えた際に正社員への転換を勧められたということは、今の所長が一定の評価をする水準にW.K様は達しているということだと思います。
不採用が続くとめげますが、じっくり取り組めば、条件が合う事務所もあるような気がします。
今夏は採用は完全に売り手市場です。

面接では、
(1)運輸業時代は、月間労働時間と給与
(2)前(現?)会計事務所時代は、離職状況
を言い方に気を使いつつ「事実」として述べてみましょう。
そこまでひどいならしょうがないかもと同情してくれる所長も出てくると思います。

せっかく税理士業界に向いているとお感じなら、
あきらめずに就職活動をがんばってみてください。




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2015年04月19日

32歳 ゼロからの税理士挑戦

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

税理士法人TOTALは、関東では店舗数が2番目です。
出店を続けていると、
「儲かってて良いねえ」
と言われる方がいます。


はっきり言います。


儲かってません!」(キッパリ)


普通にスタッフに給料払って、
無理な残業はさせずに、
受験生に勉強できる環境、
専門学校の学費も払って
大学院行ける環境(人によっては学費も)
主婦に家庭・育児と仕事を両立できる環境
を整えて、
成長しながら出店する

 儲かりません。

今年はだいぶ、借金が増えました
(父と銀行さんからです)
利益が安定して出るようになるには、まだ数年かかります。

それでも何で前に進むのか?

中小企業、資産家、医師の成長を支える
社会のインフラとして
「日本一の総合士業事務所」を目指しているからです。

やるなら、世のため! 人のため!

数年後から、関東を飛び出して、全国に出店をする予定です。
大阪、名古屋、福岡、仙台、札幌、…。
最近は全国から本部長候補生や若いスタッフが入社してきてくれています。

税理士法人TOTALに入社して、仲間と切磋琢磨して仕事を覚えつつ税理士試験に合格する
彼ら・彼女たちの成長していく姿を見るのが楽しみです。

 〜あなたと共に歩み、あなたと共に成長したい〜


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ヤマト 様からのお問合せです。

■年齢 32歳
■性別 男
■学歴 MARCH(経営学部)
■資格 なし
    (簿記二級勉強中)
■職歴 内資系製薬会社勤務後、
     外資系製薬会社に転職、在職中。
     合計10年 営業担当(MR)
■会計事務所経験 なし
■居住地  関西
■特記事項 妻、子2人
 現職退職後は妻の実家がある関東に移住予定。
 未就業3年程の生活費+大学院進学費用程度の貯金あり。

ブログ大変参考にさせて頂いております。非常に初歩の質問で恐縮ですがご回答頂ければ幸いです。

高橋先生の今までのご回答を拝読致しますと、この年齢での全くゼロから税理士になる挑戦は非常に無謀かと感じております。しかしながら、なんとか挑戦したいと考え、簿記二級から勉強を始めております。

未経験、知識もない現状では業界に入ることすら正直かなり難しいと感じております。
家族の生活も考える最短距離で税理士資格取得へ向かいたいと考えておりますが、年齢も踏まえ会計事務所への就職もアルバイトを含め早い方が良いと考えております。
また大学院進学なども選択肢に入れております。
まずは簿記二級を取らないことには何も始まらないと考えておりますが、今後の自分がどこにどのような順序で目指せば良いのか方向性が定まりません。
もちろん現職を続けることは可能ですが、税理士になりたいという考えは変わらない為、どのような手段を取れば良いのか必死に考えています。
現職では物理的な労働時間、業務上の勉強時間もかなり必要な為、税理士試験への勉強時間は大きくは取れません。

Q.
どのような順序で進めば今後会計業界で税理士として働くことができる可能性が出てきますか?

大変お忙しい中とは存じますが、アドバイスを頂ければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。


A.
MRはかなりの高年収ですから、税理士を目指すとしたら、
奥さまの実家が会計事務所を経営しているのでしょうか
それとも、税理士という資格をもった「先生」としての仕事又は独立をしたいと感じておられるのでしょうか。

税理士試験は18歳〜30代半ばにスタートする方がほとんどです。
暗記と速記の試験で、記憶力とスピードは若さが有利です。

ヤマト様のスタートはやや遅くなります。
それでも、個人的には、ぜんぜん
無謀だとは思いません
仕事をきっちりこなして、結果を出してきているからです。
時間の使い方、お金の価値を知り、
<背水の陣>を敷いて人生の勝負に出られる強い覚悟をお持ちですよね。

私の受験仲間でも33歳スタートで2年で官報合格をした既婚男性がおられました。
税理士法人TOTALのスタッフでも、2〜3年受験3科目合格で35歳入社、翌年官報という税理士有資格者もいます(お子さんは2人)。
守るべき人がいる人は強いものです。

(1)一番最初にやるべきこと
奥さま(場合によっては奥さまの両親も)の全面協力を取り付けることです。
子供はかわいいと思いますが、最低2年は勉強に専念する時間が欲しいです。
(おそらくここまでは済んでいますよね)

(2)今年4月半ば〜8月
。儀邀講の国税徴収法か酒税法のどちらか一つを申し込みます。
 この2科目は簿記の知識はいりません。
 (消費税4月開講は今からでは簿記の知識がないこともありつらいと思います)  
 税法は暗記科目なので、きっちり覚え切る必要があります。
⊆験願書も忘れずに提出してくださいね。
J孫圓靴栃躓2級まで学習を進めてください。

(3)今年9月〜来年8月
簿記論、財務諸表論、法人税法を受講する。
12月の結果発表を待って、不合格なら法人税法とミニ税法について検討する。
来年は3〜4科目受験。

(4)来年9月〜再来年8月
仝饗Г箸靴道弔辰寝別椶箸△硲渦別椶鯆媛辰靴憧永鵑鯡椹悗后
∪破,療性がないと思ったら、科目数を増やさず、
  確実に3〜4合格を目指す。

(5)再来年9月〜
9月から会計事務所にアルバイトではなく正社員として就職する。
就職は、勉強と両立できることを最優先にします。
大学院進学の可否も確認する。

ヤマト様は、MRで結果を残しています。
営業は得意ですし、医療部門なら即戦力です。
就職は(希望給与を下げられれば)困らないと思います。
うちも含めて欲しい税理士法人は多いでしょう。

12月に官報なら最高。
ハードワークで実務経験を!)
4科目なら最後1科目で官報合格を目指す。
3科目ならあきらめて大学院進学。
不幸にして2科目なら軽い科目での3科目合格を目指す。

さらにもう一年の受験専念はあまりお勧めしません。

これで、30代のうちには税理士になれると思います。
その後は、パートナーとして欲しい税理士法人も多いでしょうし、独立も可能です。
ポイントは、再来年までに3科目以上合格できるかです。

税理士試験の勉強、頑張ってください。



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2015年04月17日

何科目で税理士事務所に就職するべきか?

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

今夏の池袋出店のビルが決まりました。地下道を通って雨に濡れずに行けます。
新宿、秋葉原、田無、新秋津に続いて都内5ヶ所目、全10ヶ所。
秋には柏出店でTOTALイレブンが出揃います。お客様に感謝!!

夏以降一緒に頑張ってくれるスタッフ
受験スタッフやサポートスタッフ、ゆるい就職の希望者もただいま大募集中。

ご応募お待ちしています


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大阪の田舎者 様からのお問合せです。

■年齢 25歳
■性別 男
■学歴 関関同立(一浪)
■資格 簿記論、財務諸表論、
    (今年法人税法初受験)
■職歴 なし
■会計事務所経験なし
■居住地 大阪府

初めまして。いつも拝見させていただいています。

私は新卒で就活し内定をいただいたのですが、将来を考えるにあたって手に職をつけようと思い税理士を目指すことにしました。内定を辞退しそのまま大学を卒業、現在はアルバイト(税理士業界と関係のない飲食店)をしながら通学で法人税法を勉強しています。
今年法人税法を受験のあとは結果に関わらずに、現在のアルバイトを続けながら所得税法、消費税法を勉強する予定です。働きながらの勉強は過酷と想像していますので就職は4科目揃ってからにしようと考えています。なので就職は20代後半になることが考えられます

そこで質問です。

Q.1
社会人経験のない私は何歳までが就職するのに限界なのでしょうか。4科目と待たずに就職した方が良いのでしょうか。就職は中規模以上の事務所を希望しています。

Q.2
社会人経験がないため、社会人常識、マナー等の研修があればありがたいのですが、税理士業界には新卒という概念がない?ためそういった研修はあるのでしょうか。

よろしくお願いします。

A.1
「働きながらの勉強は過酷と想像」 ですか…

「韓非子」の中に「人希見生象也。而得死象之骨、案其図以想其生象也」とあります。
人が生きている象を見ることは希(まれ)である。だから、死んだ象の骨を見て、生きた象はこういう形をしていただろうと「想像」した。
「想象」が「想像」と言う言葉になったというお話です。

まだ正社員としての社会人経験がありませんので、どうしても想像が膨らんでしまいます。
実際には、会計事務所の仕事は一部の事務所を除くと、きつくありません。
だから、全国どこでも主婦に人気があるのです。

ネット上には、良い書き込みをする人は少ないので、どうしてもネガティブな表現が目立ちます。
受験生は、実務経験も、勉強時間も、待遇も同時に求めますが、さすがにそれを同時に満たせる事務所は多くありません。それでも、一般的な中小企業の平均からすると恵まれた業界ですし、士業の中では安定しています。
身近にご覧になっている飲食店の正社員に比べてきつい会計事務所はかなり少ないでしょう。

(労働時間という意味で)過酷な会計事務所は
 ・BIG4や最大手会計事務所
 ・所長が40代前半以下の成長著しいベンチャー会計事務所
など、ごく一部に限られます

くわしくは、
税理士試験の勉強がしにくい税理士事務所の特徴

大阪の田舎者 様のいう「中規模以上の事務所」の定義によって、
何科目で税理士事務所に就職するべきかは変わります。

(1)BIG4 
  来年の受験で最低4科目、できれば官報が良いと思います。
  年齢が高い社会人未経験者は採用されにくいでしょう。
(2)最大手 
 年齢は30代でもいいですが、
 試験を考えると官報後の方が良いかも。
‥社 → 最大手
 税理士法人TOTALに3年在籍していたスタッフが
 あと1科目になりステップアップを考え最大手に転職
 きつくて勉強できないと、半年で辞めて受験に専念。  
∈蚤膽蝓、 当社
 新卒で最大手に入った方が1年できつくて退職。
 当社に入社して、かなり頑張ってくれていますが、
 私:「無理しないで」
 彼:「前職に比べれば大丈夫です」
 そんな彼も、今年税理士登録をします。
(3)それ以外のほとんどの会計事務所
  30代前半2科目でも就職できます
 (アルバイト経験だけなので30歳前が安全ですが)
 税理士事務所の特徴は30代前半までキャリアチェンジが可能な点です。
 採用されないとしたら、年齢でも科目でもなくコミュニケーション能力や人柄の問題です。
  
大阪の田舎者 様が、中堅事務所としてどのレベルの事務所を念頭に置いているのかによりますが、
最大手やそれに準ずる激務の一部事務所ではないなら

おすすめは、
 来年の夏まで専念して、法人税法を含む3〜5科目合格を目指す。
 来年の秋に就職です。
 両親の支援が可能なら、飲食のバイトをやめてもいいと思います。

A.2
会計事務所の教育と退職理由」に詳しく書きましたが

会計事務所は、最大手でも数百人、ほとんどが零細中小事業所です。
このため、多くは、所長や番頭さん、お局さんからOJTで学ぶことになります。

会計事務所業界の社員教育は
(1)BIG4 
(2)スタッフ30人以上、設立15年以上、所長が45歳以上65歳以下の事務所
ただ、(2)は当たり外れもあり、個別にきちんと調べないとわからないところもあります。
それ以外の会計事務所だと、システム的な教育は確率的には期待しにくいのが現状です。
それ以外では、50代くらいの所長税理士で15人程度までの穏やかな方の事務所がお勧めです。

今なさっている飲食のアルバイトは、
元気なあいさつと気遣いは学べると思いますが、
それ以外のフォーマルなあいさつ、名刺交換、文章の書き方、服装等、
いわゆるビジネスマナーを学ぶことは少ないと思います。

地方だと、新卒採用中心でビジネスマナーを教える事務所もあります。
(税理士法人TOTALでも最近、新卒の方を採用をしています)
大阪はどうでしょうか?
全国有数の価格競争が行われている地域なので、社員教育にコストはかけづらく、一部を除き厳しいかもしれません。
そうも言ってられない人不足ではありますが…。

全国的にもほとんどの会計事務所ではビジネスマナー研修はありません。
OJTで、現場で学ぶというところも多いと思います。
自主的に書籍等で補う必要があります。

=============
税理士法人TOTALでは、9月入社組は、新人の集合研修を行っています。
それ以外の時期は、個別対応で正直苦しいです。
社会人未経験者は9月入社が一番ありがたいです。
新卒者は4月入社になります。
社会人経験がない方は、人によっては外部のビジネスマナー研修に行っていただいています。

大阪は、競争が激しいですが、数年後には出店してみたいですね。
=============




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2015年04月11日

税理士試験の勉強がしにくい税理士事務所の特徴

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

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tkoh6803様からのお問合せです。

■年齢:23歳
■性別:男
■資格:日商簿記2級
■職歴:昨年6月まで会社員
    どうしても税理士の夢を諦めきれず退職。
    新聞配達(夕刊)のアルバイトをしています。
■学歴:経営学部経営学科卒業(会計専攻)
     (注:大学のレベルは不明)
■会計事務所経験:なし
■居住地:東京23区

初めまして。
現在簿記論と財務諸表論を勉強しており、両親の支援もあり事実上専念しております。
しかし、今後の勉強のことや人生のことをふまえ、そろそろ就職活動のことも考えなければならないと思っております。

Q.1
出来れば今のうちに準備を始めようと思いますがいかがでしょうか?

Q.2
入社して3カ月で退職したため、ずっと決まらないままになってしまわないか心配です。その点はいかがでしょうか?

Q.3
今の年齢と経歴で会計事務所を探す際にはどのような規模の事務所を探すべきでしょうか?

アドバイスよろしくお願い致します。

A.1
税理士という仕事の良い点は、
お客様に感謝され、安定的な人間関係が築け、社会に評価されること、
経済的にも、大成功はしにくくても、リスクは勤務でも独立しても小さいこと
そして、新卒の就職で成功しなくても、その後失敗しても、
(人によって差がありますが)20代後半〜30代前半までは人生のやり直しができることです。
仕事は楽しいですし、やりがいもあります

ただ、税理士になるためには、他の資格よりもやや長い時間、きちんと勉強しないといけないでしょう。
税理士になった方は、「税理士」という仕事を選んで良かったと思っている方が多く、
もちろん、私も数ある仕事の中で「税理士」という仕事を選んで後悔はありません。

その一方で、初心を忘れて勉強を続けずに、業界外に去っていく人も多数います。
もっと悲惨なことに、税理士という資格を取ることをあきらめ、
会計業界の悪口を会計業界の中で言い続けてしまう人もいます。

tkoh6803様は、新卒就職を短期間で辞めてまで税理士になろうと決心されたのですよね。
だったら、就職について考えるのは後回しにして、今はまず、出来るだけ本気で勉強をすることを勧めたいと思います。
幸い、しばらくは就職市場は売り手市場です。
税理士法人TOTALは1年中採用活動をしていますが、最近は内定を3つも4つも持っている受験生も多いのが実情です。

2科目持ちくらいの受験生が、早めに希望の中堅以上の税理士法人に内定を取りに行くのは止めませんし、そういう方も増えています。
ただ、tkoh6803様の場合は、ゼロ科目なので試験の手ごたえがわからないこの時期に就職活動をしても有利に働かないでしょう。

A.2
会計事務所は、新卒で入る人が少ない職場なので、前職を3か月で辞めたことは若さとあわせて、あまり問題にならないと思います。

A.3
従来、大手会計事務所は最低3科目以上合格を募集条件としていました。
最大手クラスなら、会計2科目+法人税法合格を課していることも珍しくありませんでした。
これは、3科目合格以上なら、仕事にも比較的スムーズについていけるし、最終的に税理士になる確率が高く、短期間で辞められる心配が少なかったからです。
言い方を変えると、大手は激務の事務所も多いので、2科目以下合格で働き始めると仕事もつらいし、最終合格する上で不利だし、短期間で転職しやすかったということです。

最近では、受験生の減少で人手が不足していること、
親の経済力も落ちており、受験専念を長期間続けられにくくなっていること、
いざとなったら大学院に進学する人が増えていることから、
応募条件を2科目合格以上にする事務所がほとんどになってきました。

両親の支援はありがたいことです。
可能なら、親に感謝しつつ、働き始める前に最低2科目、できれば3科目合格を目指してもらいたいと思っています。

合格する人は本気で勉強しています。決していい加減な勉強ではありません。
試験に合格しない人は、どこか甘いところがあるのです。
そのことは官報合格するころになるとよくわかります。

=================
古い話で恐縮ですが、
私は、受験生時代は午前7時のメロディーを大原簿記学校のある水道橋駅で聞いて、1日12時間くらい、1年にわたって勉強して5科目一括合格を目指しました(結果は3科目合格)。
結局2年間専念しましたが、2年目は競馬をしながら遊んでいました(1科目残しました)。
その後、就職しましたが、仕事が楽しかったこともあり、仕事を言い訳に勉強をしているふりをしていただけだったような気がします。、
おかげで合計7年も試験に費やすことになりました。
受験仲間の多くが、先に合格していきました。
=================

簿記論・財務諸表論が確実に合格でき、なおかつ税法3科目を働きながら初学から合格できる学力があるなら止めませんが、そうでないなら、場合によってはもう1年専念して簿記論、財務諸表論+税法1科目合格の方が税理士になるには楽でしょう。

学歴や将来の希望がわからないので多少ぶれますが、
(1)2〜3科目合格の場合なら、
  ー宅に近い中規模以上のしっかりした事務所
  ■毅安絨幣紊寮罵士ののんびりした中小規の模事務所
のいずれかがお勧めです。
,覆蕁⊆験仲間もいるでしょうから切磋琢磨できますし、受験に対するモチベーションも続きます。
△覆蕁∧拔時間を確保しやすいでしょう。

今夏の段階で、2科目の受験が終わります。(不明ですが)学歴又は(tkoh6803様は違いますが)職歴に見るべきものがあり、試験の手ごたえが良ければ、「2科目合格者」に準ずると考えることもできますし、中堅税理士法人はそういう評価をすることもあります。
それだけ税理士法人も人手不足に悩んでいるということです。

ただ、家庭の事情によっては、2〜3科目合格まで就職を待てないこともあるかもしれません。
(2)0〜1科目合格の場合は、
  _餬彁務所のパート
  (パートでも残業が多い場合があり要注意)
  ■毅安絨幣紊寮罵士ののんびりした中小規模の事務所
でしょうか。
いずれにせよ、受験勉強をできるだけの時間と気力を残さないといけません。
通勤時間が短く、通勤ラッシュもつらくない近くの事務所の方が良いかもしれません。

=============
税理士法人TOTALも、2科目合格者以上を男性正社員の一つの目安にしていました。
受験スタッフ(受験優先のパートさん)も積極的に受け入れています。
最近では、人が不足している本部(時期によって異なります)では学歴・職歴によってはゼロ科目の受験生も正社員で採用することもあります。
=============


人手不足で、仕事と受験の両立をうたう事務所も増えてきました。
このブログの目的は一人でも多くの方に素晴らしい会計人になってもらうことですし
両立支援自体は歓迎すべきことだと思っています。

ただ、最近では、採用広告に虚偽と思われるものも目立ってきました。
・合格実績は、入社前の受験生ばかり
(働きながら合格した人はほぼいない)
・まともに勉強している受験生がほとんどいない
・資格者は大学院免除者ばかり
・閑散期もないし、試験直前も休みにくい
・パートなのに連日9時〜10時まで働かされている

ただ、広告が虚偽か真実かは相当な分析力がないと受験生の皆さんにはわからないかもしれません。


そこで

税理士試験の勉強がしにくい税理士事務所」のパターンを4つ

(1)税理士・有資格者が、スタッフ数に比べて極端に少ない。
恒常的な長時間労働だと税理士試験に合格できません。
業務レベルが低いと、「税理士」を採用できないかすぐに辞められてしまいます。
こうして、労働時間が長い、業務レベルの低い無資格者ばかりの事務所ができます。
税理士が何人かは、日税連のHPで確認できます。
「税理士 検索」でページを出して
https://www.zeirishikensaku.jp/sch/zs_sch0.asp
「条件を指定して検索したい場合」の「税理士」を選択
https://www.zeirishikensaku.jp/sch/zs_sch3.asp
「事務所名」に就職希望会計事務所を入れればすべて出てきます。
(ここでは登録していないいわゆる「税理士有資格者」は検索できません)
標準的会計事務所なら、税理士有資格者が最低でも従業員数の10分の1以上が望ましいでしょう。

=============
税理士法人TOTALは税理士16名、税理士有資格者11名で、合計27名、5分の1強が有資格者です。
TOTAL・NEXTグループでは、他に司法書士3名、社会保険労務士8名、行政書士7名の有資格者がいて、3割以上が有資格者になります。受験生は50名弱です。
(平成27年4月現在)
=============

(2)都心の一等地の大型高層ビルに入っている
大型高層ビルは、10階建くらいまでのビルより極端に家賃が高くなります。
コストを回収するためにも残業を多くしてくれないと事務所としては困ります。
「激務」「長時間残業」が多くなり「不夜城」と言われたりします。
残業時間が恒常的に多すぎる事務所は勉強がしにくくなります。
(普通の会計事務所は決して労働時間が長い職場ではありません)

BIG4が典型ですが、このタイプで税理士・有資格者数が多い事務所は、事務所としての業務レベル(か営業レベルのいずれか)が高いことが多いです。
受験生にとっては辛いですが、官報合格者にとっては、覚悟を決めて修行するのには良い税理士事務所も多いでしょう。
このタイプの事務所には官報合格が見えてから働くことをお勧めします。

なお、都心の一等地の高層ビルで人物重視、受験・合格科目不問の場合は、コミュニケーション能力優先の採用で、税務処理の業務レベルは期待しにくくなります。

(3)番頭格の職員が無資格で受験をあきらめていて、受験生ですらない
中小税理士事務所のナンバー2が男性(いわゆる「番頭さん」)で、
「仕事に資格は関係ない」と言い切ってしまうタイプだと、
事務所内での地位にしがみつく自己保身が入りますので、試験をする環境としては難しいと思います。
一方で、ナンバー2が女性(いわゆる。「お局さん」)の事務所は、必ずしも受験しにくいとは限りません。

(4)無資格でいることを勧める事務所
最初から税理士試験合格を目指さない、「無資格」事務職員を集めようという動きも一方で目立ってきました。
キャッチフレーズを見るとわかります。

「明るく、元気、税理士にならなくても無資格職員でも輝ける…」
 若いうちなら無資格でも良いですが、40代半ばを過ぎたらどうするつもりなのでしょうか?
 税理士にならないとわからないことや見えない景色もあるのです。

「コンサルタントとして専門特化」
 会計人の行うコンサルタントは、戦略コンサルタントやITコンサルタントと違い
 会計によって立つところが特徴です。
 その場合には税理士資格という信用、そしてその勉強の中で培われた技術が生きるのです。

「これからは税理士資格を取っても役に立たない」
 本当にそう思うなら、なぜ税理士事務所を続けているのですか。
 税理士の仕事を辞めて商売替えすればいいじゃないですか。
 勉強しない職員が欲しいだけじゃないですか。
 税理士は資格の中では今でも安定している方です。
 私は税理士資格の将来について悲観していません。

「お客様は資格を評価するわけではありません」
 いえいえ、きちんと評価してくれますよ。
 無資格者が担当だと嫌だというお客さまも増えてきています。

tkoh6803様には、税理士になることを目指して、ぜひあきらめずに頑張ってほしいと思います。




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2015年03月28日

税理士と司法書士・社労士業務

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。


平成27年3月
TOTALグループは、社会保険労務士法人NEXTを加えて、
TOTAL NEXTグループ 
へと生まれ変わりました。

総合的に、そしてその次へ

お客様により良いサービスを提供できるよう精進してまいります。
皆様、今までも、そしてこれからも
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。


ご質問はここクリック

mountainbook様からのお問合せです。

■年齢 25歳
■性別 男
■資格 簿記論、財務諸表論、消費税法、法人税法、相続税法、所得税(勉強中)
■職歴 税理士法人(約半年。諸事情により退職)
     →会計事務所(10名以下の小規模な事務所)
■学歴 専門卒
■会計事務所経験 約3年
■居住地 東京

いつもためになるブログを楽しく拝見しております。

早速ですが、
私は現在、小規模な事務所にて個人、法人の決算、相続等ひと通りの税務や会計の仕事をさせていただいております。

税務や会計の仕事に関しては、ある程度はこなせるようにはなってきておりますが、設立、登記、社会保険、給与計算等の付随業務に関しては他の職員の方に任せている状況です。

Q.
(1) 会計事務所に勤めるうえでは上記の設立等の業務はやはり自分1人でもこなせる(知識として持っておく)ようになったほうがよろしいでしょうか?

(2) それともある程度線引きをして税務・会計の知識を蓄えた方がよいのでしょうか?

自分的には(1)の方が将来的には役に立つかなとは思いますが、どの程度までの知識が必要なのか分らず、なかなか勉強を始めるきっかけがつかめません。

答えが出ているようなご質問で大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い致します。

A.
若くして官報合格者で、合格していない科目も勉強中ということなのでしょうか。素晴らしいですね。


税理士は、税務に関する専門家です。

設立・登記は、司法書士業務で、税理士が行うことはできません
社会保険関係は、社会保険労務士業務で、一部の計算を除き税理士が行うことはできません

ニセ税理士と同様に、
ニセ司法書士(行政書士も元税理士も捕まっています)、
ニセ社会保険労務士も毎年、逮捕されています。

給与計算業務は、社労士の独占業務ではないので、個人税理士事務所や(税理士法人ではできませんが)会計法人が行っても問題ありません。

設立、登記、社会保険等の業務を、税理士(事務所の職員も)が自分でこなしたら、今では立派な 犯罪 です。

以前は、税理士が設立・登記・社会保険を行うことは普通に行われていました。
白状すると、それ自体が違法という認識を持たずに会計事務所勤務時代(もう20年くらい前の話になります)、こういった業務を私自身も行っていたことがあります。

最近では、法務局では、税理士事務所に登記申請の補正の連絡はしません。電子申請もできませんし。

社労士業務との関係については、
日本税理士連合会は、税理士が行える付随業務の範囲に関し、全国社会保険労務士会連合会と平成14年6月6日に確認書を取り交わしました。それによると、

(1)税理士又は税理士法人が付随業務として行うことができる社会保険に関する事務は、「租税債務の確定に必要な事務」の範囲内のものに限られること、
(2)社会保険の提出代行及び事務代理は、税理士ができる付随業務ではないこととされました。
なお、年末調整事務については、税理士業務に該当し、社会保険労務士がこれを行うことはできないことを明確にするとともに、社会保険労務士による税理士法違反行為が行われないよう確認書に明記しました。

時代は変わってきています。
会計事務所の職員が、年金事務所に行って社会保険の仕事をすることはできなくなりました。

なお、社会保険労務士を会計事務所が雇用して、その方に社会保険労務士業務を行わせるのも違法の疑いがあるようです。
税理士法人TOTALが、社会保険労務士法人NEXTとともに、
TOTAL NEXTグループ へと生まれ変わったのは、コンプライアンスを重視したためです。
(社会保険労務士会・社会保険労務士の皆様には、ご心配をお掛けして申し訳ありません)

(それぞれの士業に認められている一部業務を除き)法律相談、法律上の争いの解決は弁護士の仕事です。
勝手に行うと非弁行為で逮捕されます。
安易に法律相談を業務として受けること自体禁止されています。

なお、税理士業務は無償独占であり、他士業の方はタダでも税務相談を行うことは認められていません。

その一方で、
税理士は、中小企業の社長さんの身近な相談相手です。、
法人の税金の計算だけでなく、親の相続など、税金全般
売上アップ、コストダウン、広告宣伝等の経営相談、
労務相談、登記手続き、行政手続き、
夫婦仲や、子供の進学、就職相談など、
お客様からなんでも聞かれます。

このため、それぞれの制度の概要くらいは知っている必要があります。
その上で、実際の作業依頼があった場合、多くの税理士は、知り合いの他士業の方をご紹介していると思います。

税理士は、
(1)他士業の業務に関する知識は、広く浅く、
(2)税務・会計の知識は、徹底的に広く深く、正確に
 学ぶ必要があるでしょう。

なお、税理士資格を取った後、「隣の芝生は青い」のか別の資格を目指す方がいます。
インターネットによる情報の氾濫で、士業はどれも言うほどもうかりません。税理士はその中では良い方でしょう。
mountainbook様のように若ければ他の資格を取るのを止めはしませんが、複数の資格あると専門家なのにそれぞれの専門性が薄まり中途半端になるので、資格マニアでなければ資格は2つまでが良いでしょう。
私は、司法書士試験は、専門学校に通いましたが途中で挫折しました。社会保険労務士試験にいたっては、仕事が忙しくなって、はじめる前にギブアップしました。

以前は、営業重視、売った者勝ちの社会でした。
ニュースを見ると、最近は各産業でコンプアイアンス違反で会社が潰れていっています。こわいですね。
日本を含む先進国では、法化社会、コンプライアンス重視という時代の流れはますます強くなることでしょう。


=============
私は、開業当初、「会社設立」関係で行政書士の方から指摘されて怒られて、やむなく行政書士登録を行いました。
(税理士は、行政書士資格を自動付与されているので、登録できます)

妻が司法書士資格を取ってくれたので、設立やその他の登記が出来るようになりました。
司法書士事務所TOTALのスタッフもだいぶ増え、3月 年度末であわただしく仕事をしています。
(今週は、妻の方が遅くまで働いています)

社会保険労務士もやっと法人化できました。

公認会計士は、2名在籍しており、3人目も入社予定です。

TOTAL NEXTグループは、総合士業事務所として、
お客様にとってシームレス(継ぎ目がない)なサービスができるようにしていきたいと思っています。
=============






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2015年03月17日

税理士事務所の職場の人間関係(本当の退職理由)

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

確定申告も無事終わりましたね。
税理士事務所のスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

ちょっと気が早いですが、
税理士法人TOTALでは試験後に9月入社する方向けの採用を始めています。
また、パートさんも大募集中です。


ご質問はここクリック

はな様からのお問合せです。
■年齢 36歳
■性別 女性
■資格 簿記2級 
■会計事務所経験  5年半
■その他 既婚(子供あり)
  税理士試験は今年初受験予定

個人の10名弱規模の税理士事務所に1年半勤めています。今勤めている事務所は、前の4年お世話になった事務所で育休切りに遭い、復帰できずにいて就活して見つけた所です。

前の事務所はスタッフ全員仲が良く、和気あいあいとしていて、確定申告のときはみんなで頑張ろう!という雰囲気で、大変ながらも楽しかったのですが、今の事務所は、各スタッフ殺伐としていて横のつながりがあまりなく、少し寂しさを覚えます。

確定申告時も、自分の仕事が終わればさっさと帰るのが普通みたいで、誰も他のスタッフを手伝ったりはしません。
打ち上げなどもやらないみたいで、そもそも、スタッフみんなで何かするというムードがないです。所長がそういうのが好きではないのかもしれません。
確かに、仕事なんだし仲良いかなんてどうでもいいとも思うかもしれませんが、前の事務所の人間関係が良かっただけにあれこれと比較をしてしまうのです。
たとえ仕事が大変でも、みんなで頑張ろう!と思えば乗り切れるところが、それもなく、何だか虚しくてやりがいを感じられないのです。

Q.1
会計事務所という職場はこんなサバサバした職場が普通でしょうか。

Q.2
人間関係が理由で転職したいと思うのは甘いでしょうか。

高橋先生、どうぞご教示下されば幸いです。よろしくお願い申し上げます。

A.1
せっかく前職で自分に合った税理士事務所だったのに「育休切り」とは残念ですね。

=============
税理士法人TOTALは産休・育休大歓迎で、スタッフが出産すると、首を長ーくして復帰をお待ちしています。
人によって、早期復帰する方、1歳までは休みたい方、できるだけ長く休みたい方など、色々です。
一番頑張った方は4人のお子さんで育児休業をお取りになっています。
税理士法人TOTALだけ見ていると、少子高齢化とは思えないんですが…。

逆に、通勤時間がかかる方の中には、育児休業の満了と共に転職される方もおられました(泣。
子育ては大変なのでなのでやむをえなかったのかもしれません。
=============

会計事務所は、基本的には所長の意向で方針が決まる中小企業です。
このため、サバサバした税理士事務所もあれば、仲が良く和気あいあいとしている税理士事務所もあります。

仕事の人間関係がどういうのが好きかは、人によって、置かれた環境によって異なります。
基本はチームによって助け合う、普段からコミュニケーションをよくとる方が良いとは思いますが、押しつけがましいと逆効果です。

同じ言葉でも (例えば、女性の先輩が、後輩女性に「子供は早い方が楽よ!」というようなケース)、
 「優しい気遣い」「フレンドリーなジョーク」と感じる人もいれば
 「セクハラ、モラハラ、パワハラ」、コンプライアンス違反と感じる人もいます。

お昼、一緒にご飯を食べて雑談するのを楽しみにしている人もいれば、女子校みたいでうっとうしくて気持ち悪いと感じる人もいます。

私が勤務していた一つの事務所は、忘年会もなく、スタッフ同士の飲み会もあまり記憶にありません。
もう一つの事務所は、気を使う所長と気のいいお局さんがいて、みんなで和気あいあいとしていて、打ち上げは盛大でした。

一般的に言うなら、会計人は、優しい草食系の方が多く、
女性が多い場合は、気遣いをして話好きで和気あいあいが多いとは思います。

税理士法人TOTALでは、事業計画説明会、忘年会、新人歓迎会と年に3回公式行事でお酒を飲める機会があります。
(飲酒自体は強要しません。私もお酒は強くありませんから)
事業計画説明会は義務出席ですが、後の2回は任意です。
2次会もセッティング(全額会社負担)していますが、出席を無理に誘導しないように幹事には伝えています。
(私や本部長は2次会は出席しないようにしています。
「上司の悪口」は酒の肴ですよね)

確定申告の打ち上げは、疲れや考え方、家庭環境が人によって違うので、強制でなく任意で希望があれば行っています。非公式行事ですが一定の条件を満たせば、全額会社負担にしています。今年は実施する本部が多いようです。

お酒の席が好きな人、嫌いな人、
人間関係は濃い方が良い人、淡泊が好きな人
家庭の事情で夜は出席しにくい人、家にはあまり早く帰りたくない人

チームで助け合いが好きな人、個人プレーでマイペースで働きたい人

人生いろいろ、人それぞれ
みんな違って、みんないい。

確定申告時期は、大変なので、税理士法人TOTALでは助け合っています。進捗状況を見てみなさん工夫してくれています。

私は、洗脳するような、特定の考え方を強要するような組織は好きではありません。
最近、熱さやフレンドリーさを前面に出し過ぎている事務所が増えてきていると憂慮しています。
もちろん、経営者にはやりたいことや経営理念はあり、その実現のために事業をするのですが、自分の都合を美化して押し付けているように感じるのです。

母校の開成学園は1学年400名いる男子校で、色々な人がいましたが、どこかに必ず居場所がある懐の深い学校でした。
私は、場をセッティングして、それぞれに応じた居場所を作ってあげたいと思っています。

「最大多数の最大幸福」になるよう、きめ細かい対応が求められます。

A.2
退職理由は、建前と本音に分かれることがあります。

建前は「家庭の事情」が多かったりしますが、
実際は、「人間関係」が一番多いようです。

経営者と合わない、上司と合わない、同僚と合わない、雰囲気が好きでない。

仕事は、起きている時間のかなり多くを占めています。
人間関係によって、モチベーションはかなり違ってきます。

「人間関係」は大事なので、転職理由にするのはもちろん甘くありません。

なお、本当の退職理由の2位は、
 労働環境(残業時間の多さや通勤時間の長さ) で、
 給与が安い(3位)、
 仕事内容が合わない・キャリアアップしたい(4位)
などがそれに続きます。

先日、お客様の年末調整で、結婚して「寿退社」のはずな方が元の姓のままだという話がありました。
お客様(経営者)には、事実をお伝えしましたが、聞いていたのが嘘の退職理由だったと知ってショックを受けておられました。

うちの退職理由も、気を使って嘘をついてくれていることも多いのかな。
やさしい嘘だと思って受け入れる方が幸せなのかもしれません。

はな様が、今の職場の雰囲気が合わないなら、転職しても良いと思います。
ミスマッチは不幸です。次の転職の際は、上手にチェックや質問をして、事務所の雰囲気を調べてみてください。




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2015年03月13日

税理士事務所 女性の家庭(子育て)と仕事の両立

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

確定申告もいよいよ週明けまでです。今年はスタッフにだいぶ負担をかけてしまいました。
申し訳ありません。
採用活動頑張ります。


ご質問はここクリック

くりぽん様からのお問合せです。
■年齢 25歳
■性別 女
■資格 簿記2級 
■職歴 テレアポ   派遣:1年、
     会計事務所 パート(週30時間):1年半
■学歴 日東駒専
■会計事務所経験  あり(社員6名規模)
■居住地 東京
■その他 既婚(2歳の子供あり)、法人税法勉強中

業務内容:
 月次、決算補助(申告書作成以外の明細書作成等)、
 法定調書、償却資産、年末調整、個人確定申告、
 電話対応、来客対応、一般事務、
 給与、社会保険手続(扶養異動や離職手続等)、労働保険
 担当数:10社 (アシスタント:訪問やお客様と直接対応はせず、社員の方が上記にあげた業務を最終チェック、質問等お客様対応)

子供がいる環境において
(1)会計事務所や税理士法人(以下「会計事務所等」)での就業
(2)一般企業での経理部門での就業
の選択について
現在会計事務所での勤務を通し、今後のキャリアについて考えております。

子供が0歳の時に簿記2級を取得しました。3年後にはフルタイムでの就業を希望しているのですが、会計事務所等といった業務内容では家庭との両立は厳しいのではないかと思うようになりました。

 私は子育てと仕事の両立で両親の助けはありますが、やむを得ずお休みを取らざるを得ないとき、担当のお客様を持ち、さまざまな申告期限や給与の締め日など期限が決められている中で、お客様の会社運営に支障をきたしてしまうと思いました。

 一般企業の経理部門であれば担当という制度ではなく社員が一律に業務をこなしていく(勤務したことがないのでわかりかねますが、経験者からのご意見のもと)様ですので、少なからず会計事務所等に比べると、責任の分散化はされているかと思います。

Q.
御社では短時間勤務社員の採用枠があり、具体的にどのように担当のお客様と関わっていくのかお聞きしたいです。
高橋様のご意見よろしくお願い致します。

A.
若くしてお子さんがおられ、羨ましいですね。

女性は、家庭(特に子育て)と仕事の両立、キャリアプランをどうすべきか悩まれている方も多いことと思います。
子育てに理解がある一部の(女性にやさしい)大企業や公務員に人気が集まるのもわかる気がします。

当社では、女性は、当初、庶務や会計入力から始まり、くりぽん様が現在やっておられるようなことをおおむねジョブローテーションとしてやります。
その後は、希望と適性により、バックオフィス業務主体の方と、フロントとして直接訪問や来客で担当を持たれる方に分かれていきます。お客様との関わり方は、その方のキャリア、ステージと個性、希望によって異なります。
もちろん、マネージャー等、マネジメント業務をやっている方も多数いますし、そう遠くない将来、女性本部長も生まれると思います。

業務を標準化して、管理者を置き、チームでバックアップできるようにして、通勤時間を短くすれば、
お客様の対応を他の方でも受けれるようになるし、助け合えます。授業参観をその時間だけ抜けて見に行くこともできますし、保育園の急な呼び出しにも対処しやすくなります。
平日の無理はしにくいですが、まれにスケジュールの都合で週末出勤してくれる主婦の方もいます。
その際にも通勤時間が短ければ、精神的にも肉体的にも楽です。休みの日にはお子さんを連れてきて仕事をなさる方も…。お子さんはママの隣でまじめに学校の宿題をやっていたりしますヽ(^o^)丿

一般企業のうち中小企業の経理は、以前はよく見られご近所で就職できましたが、急速に需要が減っています。
電話番、営業事務、総務を兼ねた経理事務の仕事は、携帯電話、販売ソフト、ネット発注、アウトソーシングに置き換わってきています。
最近は、人不足が叫ばれていますが、実は一般事務職は極端な需要不足で、有効求人倍率は0.24倍(1倍以下は人余り)だったりします。なかなか仕事はありません。

大企業の経理は、というか大企業の業務は、おっしゃられているように誰でもできるように組み立てられています。一身専属的でなく、狭い範囲を大量にこなすことによって生産性を上げています。
極端な話で言うと、売掛金の消し込みだけ担当する人が複数いたりします。このため、若いころの仕事は単純で、自分が機械の「歯車」になったように感じて、あまり面白くないことが問題になります。一般職だと専門性がなく飽きてきますし(事務の単純作業は社員ではなく、人材派遣に置き換わってきていますね)、
総合職だとプレッシャーがきつく、子育てとの両立に向かない職場も多いでしょう。
妻は、OL時代、日曜日の夕方が辛かったそうです。

日本の場合、旦那さんは若いと地方転勤も多くなります。また、大企業は都心部にオフィスがあることが多く、自宅から通うと1時間以上かかることもよく見られます。大企業は新卒でしか入りにくく、その会社に最適化したキャリアですし、転職市場は整っていないので、転職は容易ではありません。
そんなときに、地方や家の近くの郊外など日本中どこにでもあり、比較的転職が容易な専門職・事務職である会計事務所の価値があるのだと思います。

小さな会計事務所だと、
(1)全員バラバラに同じように大変そうに仕事をするか、
(2)女性は単純作業ばかり続けることになります。

おそらく、くりぽん様は(1)のタイプの事務所なのでしょう。これだと、途中で辛くなって、より大規模な家の近くの会計事務所に移るか、業界外に転職したくなります。
求人チラシには、事務職はほぼなく、飲食、小売、介護、建設、運輸、営業職ばかりで、大企業に就職しなかったこと、(両立は無理だったにも関わらず)大企業をやめてしまったことを後悔する女性も多いと思います。

私が心がけていることは、
・業務の標準化
・人材の長期育成・成長支援
(キャリアプランの作成)
・通勤時間の短さ
です。
これが、主婦と受験生にとって最も重要だと考えているからです。

従業員10人以下の事務所では、業務の標準化は効率がかえって悪くなります。所長やお局さん、番頭さんが直接見た方が早いのです。
ジョブローテーションは従業員30人くらい、キャリアプランは100人くらいにならないと機能しません。
100人を超える税理士法人は、ほとんどが東京駅、新宿、渋谷などの都心にオフィスを構えます。
そうすると、スタッフの通勤時間は長くなるか、都心部に住んで生活費が上がります。

当社は通勤時間1時間以上の方は採用していません(引っ越しは可)。最終的には全員30分以内が目標です。
片道15分の通勤時間の人は、1時間の人より、毎日 1時間半 時間が余ります。
近くの職場なら生活の質が上がります。給料にして30%分の満足度と言われています。

より多くのスタッフの通勤時間を短くしようとすると100人以上の規模での多店舗展開が必要になります。実は、100人いる会計事務所は、極端に少ないのが実情です。さらに首都圏で多店舗展開している税理士法人はほぼありません。

参照) 「税理士事務所・税理士法人ランキング(関東地方)

成長中は、従業員10人の事務所も、30人の事務所も、100人の事務所も、(多店舗展開すると)300人の事務所でさえも、所長は大して儲かりません。
パートさん2人の会計事務所と所長の手取りは変わりません。
私は、30人の事務所のころまで実質赤字を続けていましたし、今でも、ほとんどお金は使えません。
使う時間もないので良いんですが (ノД`)・゜・。

スタッフに急にやめられたり、裏切られたと感じると、所長はやってられません。
小さいままにする方が楽ですし、成長を止めた方が儲かります。

多店舗展開は、かなりの標準化、たくさんの管理者(経験の浅い大学院免除者や、名前だけの税務署OBの税理士では営業は出来ても業務リスクが上がります)を必要とします。離職率が高く、教育コストをかけにくい税理士法人では問題が多すぎて儲からない、うまくいかないのがわかりきっています。
このモデルでは従業員500人くらいまで利益はたいして出ないし、1000人くらいにならないとおいしくありません。今のところ従業員が1000人の税理士法人は存在しません。

このため、100人を超えるころになると、都心の一等地の大規模ビルのワンフロアに入って、グレードを高く見せて営業力で高く売るか、通常の中小企業の会計業務ではなく資産税業務、国際業務、上場子会社の業務等の高付加価値の業務、単価の高いおいしい仕事を受けるようになるのです。
オフィス賃料は極端に高くなり、内容的にも、東京都心かせいぜい、大阪、横浜、名古屋、福岡等でしか成り立たちません。
賃料の高さを考えると、長時間労働ができる独身者、男性中心の職場になりがちです。
受験生や主婦には向かない職場になるのです。

(この他に、無資格者を多く揃える特殊な売り方や、地方の一人勝ちという大規模税理士法人が少数ですがあります)

現在でも当社は関東では店舗数で2位ですし、従業員10人以上の店舗数なら来年には1位になるかもしれません。
もちろん、たいして儲かっていないし、資金繰りもきつくなるし(出店は面倒ですしお金もかかります)、問題も日々発生します。大きくなるにつれてリスクも格段に上がります。

それなのに、なぜ続けるかというと、
「やるなら 世のため、人のため」
という(いわゆる)エリート教育を受けてきて、
最初から従業員が最低1000人、できれば1万人の
「日本一の総合士業事務所」を目指しているからです。

こんな無茶ができるのも、家族、
そして何よりたくさんの優秀で献身的なスタッフにめぐまれているからだと思っています。

ありがたいことです。感謝してもしきれません。





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2015年03月01日

中卒・携帯販売店長から税理士事務所へ転職

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

確定申告も佳境ですね。
今年は、例年よりお客様が増えて残業時間が多くなっています。
スタッフの皆さんの頑張りには頭が下がります。

2015年3月1日現在、特に不足しているのは、
・会計入力、庶務、電話受付のパートさん(未経験者歓迎!)
  田無、池袋、秋葉原、船橋、船橋駅前 
・秋葉原、船橋の外回り担当者
・資産税事務所経験者
  新宿、船橋
・身体障害者の方(今年から雇用義務が発生します)
・WEB製作経験者
です。
上記以外でももちろん、採用を行っています。
ご応募お待ちしています。


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トイ様からのお問合せです。

■年齢 28歳
■性別 男
■資格 日商1級、全経上級、簿記論、財務諸表論
   現在は消費税法の勉強中
■職歴 
 19歳、パチンコ店入社、1年程で退社
 21歳、飲食店
     アルバイトから社員登用制度で入社
     3ヶ月程で退社
 22歳〜26歳、携帯販売約4年、後半2年店長
 26歳、飲食店入社、1日で退社。
 現在受験専念
■学歴 中卒(高校中退)
■会計事務所経験 なし
■居住地 地方

私は、学歴は最低の中卒、仕事は長く続かず転職ばかり、もう人生終わったなと思い、しばらく家に引きこもっていました、そんなときに一度目指した税理士のことを思い出し、人生逆転すべく2013年1月から勉強を始めました。

幸いにも2013年5月に日商1級に合格し受験資格を得られ、翌年に簿記論、財務諸表論も合格できました、今年は消費税法を受験する予定です。
税理士試験の勉強を始めた当初は3年専念して官報合格後に就職活動をしようと考えてましたが、やはりそう簡単にはいかないことを実感しております。会計事務所未経験で年齢も28歳なので改めて今後のプランを考えました。

(1) 専念を続け、今後1年毎に一科目合格目指し、最後の科目受験後8月に就職活動。
(2) 専念を続け、4科目目の受験後の8月に就職活動。
(3) 今年の受験後8月に就職活動。

Q.1
上記の中で私にとって一番いいと思うプランはどれでしょうか?
また上記プラン以外にいいと思う方法があれば教えて頂きたいです。

Q.2
税法科目は消費、相続、所得を取得したいと考えてますが、やはり所得税法ではなく法人税法の方が一般的に就職に有利になりますか?

私のような者が就職を望むのは間違ってるかもしれませんがアドバイス頂ければ嬉しいです。
最後まで貴重なお時間を削ってまでお読み頂き本当にありがとうございます。

A.1
税理士法人TOTALでは、高校中退で大検(現 高認)の人も採用したことがあります。
今春は、携帯電話販売の店長 や 30歳業界未経験で、これから勉強を始める男性も入社してくれます。
飲食業出身者もいますが、かなり過酷な労働条件だったようです。
小売業出身者は結構いますが、接客、気遣いがすばらしい。
(会計事務所は、営業ノルマのプレッシャーはほぼ無いですよ)
特に携帯電話販売出身者は、複数いますが、皆さん優秀で、やわらかい会話と同時並行処理能力を身に着けています。

トイ様は、仕事でも店長を任されており、受験も一度で簿記1級、簿記論、財務諸表論に合格して、どちらも結果を出しています。
それでも、残念ながら学歴のハンデは若干あるかもしれません。
税理士試験の税法科目は、専念したからと言って必ず受かるとは限りません。
私の選択は、その3択なら(3)です。
28歳、2科目での就職は業界的にはちょうど普通です。
年齢が行くほど就職のハンデは大きくなります。
できるだけ早く就職した方が良いでしょう。

(1)はやめた方が良いでしょう。
トイ様のキャリアだと、資格を取って一発逆転、腰掛けで2年で辞めると思われ、30代になってからでは就職が大変です。

ちなみに私のお勧めは今年の6月くらいに就職活動を開始して7月には内定をもらい、9月から働きはじめる方法です。
受験生は、試験前は就職活動をしない人が多く、8月の試験後に一斉に動き始めます。
その上、今年は税理士試験が遅いので
(平成27年8月18日〜平成27年8月20日)
極端な短期集中になります。
時間がないと、書類審査が通りにくくなります。
会計事務所は、もったいないなあと思っても手が回らなくて、面接もできすに落とす人が出てきます。

会計事務所は確定申告が終わるまでがハイシーズンで、5月も忙しくなります。
6月から落ち着き始め、7月が暇です。
繁忙期が終わって人が足りないと反省して、書類審査が通りやすく、
じっくり人柄で判断する余裕があるのがその頃になります。

なお、地方によっては今後の衰退が予想されたり、採用枠が小さい等の問題もあります。
首都圏をはじめとする大都市圏の就職も考えられます。

A.2
税法科目は、法人税法の方が一般的に就職に有利になります。

資産税が注目されていますが、申告が必要なお客様が今年の相続税法の改正で2倍になっても資産家が増えるわけではありません。
小さな相続は単価下げ競争が起きて、数が増えても売上にはほとんど結びつきません。
普通の会計事務所なら、資産税が売上の5%だったのが6〜7%になるくらいの話です。
手間の割に儲からない消耗戦になります。
個人所得税の確定申告は、会計ソフトの普及でますます自分でやる方が増え、税理士の業務としては減るでしょう。
そのことにすぐに多くの会計事務所も気づくでしょうから、一部の資産税中心の税理士事務所以外、法人税法優先は変わらないでしょう。
なお、資産税強化の一環で、相続税法を勉強している方はしばらく優先して採用されるでしょう。

もっとも、消費税法、相続税法、所得税法を選択することは止めません。
所得税法の方が若干、合格しやすいと思われます。働きながら受験するならなおさらです。
ここで就職してしまえば、次回転職することがあっても会計事務所経験者になり、何税を選択したかはほとんど問題になりません。

=============
社会が成熟すると(戦争が無く平和だと)、ダイナミズムが失われ、
資産家、富める者が有利になり、労働による逆転が難しくなります。
これは、最近、「21世紀の資本」で話題になっているトマ・ピケティに言われなくても、先進国では多くの方がなんとなく感じていることでしょう。それ故に先進国では若年者の失業率が高く、中高年のリストラと併せて、閉塞感が漂っています。
もっとも、それを膨大なデータで検証した研究は素晴らしいと思いますし、世界的に累進課税の富裕税を導入しようという提言は傾聴に値します。

同じように、
経済格差が、早い時期に親から与えられた教育や、新卒でどの大企業に就職したかに依存する社会、
幼児教育、塾通い、私立中高から医者になった人が一番所得が多く、成績優秀者の多くが医学部を目指す社会、
一度の失敗を、後から取り返すの困難な社会
これでは残念です。

私自身は、20代前半まで世界的にも珍しい奇病で、就職できず、ひきこもり、
『私のような者が30過ぎまで生きて何の意味があるのだろう』と悩んだものです。
社会に出たのは28歳直前、スタートは人よりだいぶ遅れていました。

それでも今まで生きてきてよかった。
これからも大変なことは続くだろうけれど
(経営は色々あって思われているよりずっと大変です)
がんばろうと思えることが幸せです。

日本は、少なくとも30代前半までは、色々な失敗・挫折を、経験として生かして、
「人生に無駄はない」と思えるような社会であってほしいと思っています。

税理士業界は、
ある程度の地頭の良さがあり、まじめに努力をできる人にとっては、
30歳でもやり直しができる数少ない選択肢の一つです。
=============



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2015年02月28日

BIG4税理士法人への転職 20代後半MARCH卒

税理士事務所 求人・採用情報の
税理士法人TOTAL 高橋寿克です。

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TED 様からのお問合せです。
■年齢 28歳
■性別 男 
■資格 簿記論、財務諸表論、法人税法合格
     TOEIC700点
■職歴  会計事務所5年
■学歴  MARCH
■会計事務所経験 25名
   1年パート、4年社員
■居住地 千葉

転職活動につきましてぜひアドバイスいただきたいと思いまして投稿します。

Q.1
より規模の大きい企業の仕事をしてみたいと考えBIG4への転職を検討しておりますが上記の経歴での採用可能性はありますでしょうか。

Q.2
退職後の転職活動はやめたほうがよいのでしょうか。
アドバイスよろしくお願いします。

A.1
私自身は町の税理士事務所出身で、BIG4で働いたことはありません。
このため、税理士法人TOTALのスタッフ(6名のBIG4出身者が入社してくれました。20代半ばでBIG4に転職なさった方も1名)からの聞き取り、同業者(BIG4現役・OB)との会話、BIG4出身者の採用面接の結果等から書いているため一定の限界はあることをご了承ください。
記事が間違っている場合は、具体的に修正したご指摘の書き込みをいただければ適宜対応いたします。
お気軽にご連絡ください。

4大税理士法人(BIG4)とは

=================
再掲になりますが、従来、一般的には
4大税理士法人の採用条件は、

 ・法人税を含む3科目以上の合格が望ましい
  (即戦力が必要、かつ繁忙期の仕事がきつく
   税理士試験受験との両立が難しいため)
 ・年齢は受験生:20代半ば、官報:20代までが望ましい
 ・学歴は早慶以上が望ましく、MARCHまでは問題ない。
  (学歴は官報合格者等なら必須ではありません)
 ・英語はTOEICで一定以上ならプラス評価される
 ・零細会計事務所の職歴は若くないとあまり評価されない
 (30歳くらいまでしか経験者も採用されない)
 ・上場企業の職歴はあまり評価されない
 (銀行等金融出身者を除く)。
 ・大学院免除は若干不利(法人税法合格者を除く)。

一般企業の採用条件に近い気がします。それに専門性の高い即戦力を求める分を追加した感じですね。

また、BIG4監査法人からの転籍等もあるため、会計士の就職状況に影響され、会計士の就職が買い手市場の時は採用されにくく、売り手市場の時は採用されやすくなる傾向があります。

もちろん、採用は企業との相性です。学歴を含む条件が多少劣っても、法人(採用担当者)が求めるものと一致すれば上記条件は必ずしも必要ではありません。参考程度と思ってください。
=================


外部環境としては、
会計士受験生が減少しており2015年は、公認会計士の就職は、売り手市場になっています。
また、税理士業界も、受験生の減少、特に若年高学歴の方の減少が著しくなっています。
会計業界の人不足は深刻です。
このため、BIG4の採用基準は若干下がっているでしょう。

TED様の場合、年齢・合格科目・学歴もおおむねクリアしています。
英語力は加点されるでしょう。
人柄に特に問題がなければ、採用される可能性の方が高いように思います。

A.2
(質問の意味を読み間違っていたらごめんなさい)

最近では在職中の転職活動が一般的です。
次を決めないと空白期間が長くなり、経済的にも辛いですし、転職活動も不利になるからです。

ただ、責任ある地位の方は繁忙期は転職活動する時間も取りにくかったりします。
TED様のような経験者は、直近では会計業界は売り手市場ですし、退職後の転職活動でも問題無いと思います。

TED様には、大変ですが試験と仕事の両立をがんばって、ぜひ素晴らしい税理士になってもらいたいと思います。

=================
ここから先は、会計事務所経営者の愚痴です。
読み飛ばしていただいた方がいいかもしれません。

最近、このサイトでもBIG4への就職に関する相談が増えてきました。
税理士事務所の男女比とBIG4の就職状況
BIG4の就職事情(東京一工)

BIG4のクライアントは、上場関連企業や外資系企業が多く、規模も平均すると大きくなります。
街の会計事務所の経験は客層が異なるため、あまり役に立たないし、
条文の解釈、新しい事案の検討、国際課税や上場関連等、若くて切れるタイプが有利です。

BIG4(税理士法人)には、BIG4(監査法人)から転籍をする公認会計士、最初から税理士法人に入りつつ、監査実務も行う公認会計士もいます。
彼らは、将来の独立も視野に入れつつ向上心を持って入ってきます。若くて優秀な方がたくさんいます。その中で法人に残る人間とポジションを争うことになります。
公認会計士もいる UP or OUT(昇進するか、さもなくば、辞めるか)の出世競争は大変で、残れなそうな場合は、アラサー、遅くとも30代前半のうちに、上場関連経理やコンサル等への転職を検討し始めることになります(BIG4出身者は、会計士を除くと独立組は少数派になります)。
それ以上の年齢ではキャリアの積み上げが、転職時には加齢と合わせてマイナス評価されかねません。
BIG4は都心部にしかオフィスが無く、終電がなくなるような日もあるため、郊外在住アラサー3科目の叩き上げタイプの方は、(家賃は上がりますが)引っ越すか、勉強時間が減るのを甘受するかという問題も抱えます。

このため、TED様のような方は、(当社でも欲しいですし)従来は、普通の税理士事務所で30代前半までに官報合格して税理士になるのが一般的でした。

25名規模の事務所なら中堅のそれなりの事務所でしょう。このクラスの事務所から、BIG4を目指す郊外在住アラサ―の方が増えているとしたら、(私を含めて)会計事務所経営者が「普通の税理士業務」の魅力を伝えたり、将来展望を見せたりすることが出来ていないのでしょう。

税理士は、小さくても一生懸命会社を経営している社長・経営者と直接お会いし、継続的に信頼関係を築け、お客様のために行動して、直接「ありがとう」と言ってもらえます。
(これは、書類、メール、電話のやり取りを関係部署とするBIG4より面白い点です)

資格を取れば「先生」として一定の社会的な評価もされますし、経験・技術の蓄積が生きるので40代、50代、人によっては60代でも成長を続けられる仕事です。

20代前半のスタートダッシュでリードしなくても、30代でも人生のやり直しが出来る数少ない仕事でもあります。

税理士法人TOTALでは、今週、2名の求職者の方に内定を出しました。
一人は内定をたくさん持っていた方ですが、当社を選んでくれました。ありがたいことです。
彼女の在籍している会計事務所には他に税理士試験を受験している人がいないそうです。最近は、受験生を歓迎しない事務所も増えてきました。うちは、有資格者と主婦以外は(庶務・総務の方を除くと)受験生が圧倒的に多くなっています。
もう一人の方は、当社のみを第一志望で受けてくれました。これもまたありがたいことです。
彼の在籍している事務所は、正社員が未経験者しかおらず、入退社する人も多く、落ち着いて仕事と勉強に取り組む雰囲気がないとのこと。
税理士資格の取得を本気で応援する、応援できる会計事務所は残念ながら多くはないのかもしれません。

私もいつのまにか独立から17年目を迎え、半数近い約60名のスタッフがキャリアが5年以上あります。
(成長率が高いため、新しいスタッフも多いのは課題ですが)
たくさんの優秀なスタッフに恵まれています。
年上の部下も12名います。今月は当社初の定年退職者も出ました。Kさん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

一人でも多くの素晴らしい税理士・会計人や他の資格者を輩出し、もって社会の発展に寄与することが
我々の使命だと思っています。

〜あなたと共に歩み、あなたと共に成長したい〜






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また、このサイトもありがたいことに皆様のご質問をいただき、事例が増えてきました。
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